ミニ特集:脳の可塑性を語る本


『脳はいかに治癒をもたらすか 神経可塑性研究の最前線』
『脳は奇跡を起こす』
『脳のなかの天使』
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『脳は奇跡を起こす』
ノーマン・ドイジ 講談社インターナショナル
●リハビリでどこまで良くなるか。
この著者は、いろいろ「特にうまく行った」ケースに着目して書いてしまっているので、現場の施療者的にはかなりめんどうな本なのだけれど、「回復の希望」に飢えている人にはとても人気の一冊。
…絶版で古書価格が高騰しているみたい。
人間の性には、ほかの生物とは比べようもないほどの可塑性があり、まさに変幻自在である。性行為でパートナーとなにをしたいのかは、個人によってちがう。
快楽中枢が自由に発火するために、恋をしている人は、相手ばかりか世界にまで恋をして、すべてをロマンチックに見てしまう。
マゾの人は、例外なく、子どもの頃に重い病気にかかり、定期的に苦痛をともなう治療を受けて、恐怖を体験していることに気づいた。
トラウマになった話を再現して、今度はハッピーエンドで終わらせ、「今回はおれの勝ちだぞ」と自分に言いきかせたいのだ。
「脳は奇跡を起こす」(ノーマン・ドイジ)最初から物凄く面白い。一例目は薬の副作用で前庭器官の機能を失い「ぐらつく人」の例。板ガム大の「舌ディスプレイ」で舌から平衡感覚情報を受け取る実験。装置を外した後も残余効果で平衡感覚が暫く持続。繰り返し訓練で残余効果長くなりついに装置なしに。
— 青木肇(Hajime Aoki) (@tsingmoo) 2013年7月21日
今のところ同じ著者の『脳は奇跡を起こす』のほうが読みやすかったです。が、なぜか絶版になっているのですよね。「見たいわけでもないポルノグラフィの中毒になってしまうのはなぜか」といった興味深いテーマも扱われているのですけれど。
— marome (@mamemarome) 2016年10月10日
『脳は奇跡を起こす』(講談社インターナショナル)の頁を繰る手が止まらない。希望(的観測)の中毒少女違う中毒症状だ。この章読んだら今日はやめにしよう。
— ミスった、ヤンデレって! (@sick_girlmania) 2014年8月17日
『脳はいかに治癒をもたらすか 神経可塑性研究の最前線』
ノーマン・ドイジ 紀伊國屋書店
●上の『脳は奇跡を起こす』の著者が出した続編ポジションの一冊。
とても評判の良い品となっているけれど、やはり「過大な期待」をかもさせるので、エビデンス重視側と希望を掴みたい患者側とでは色が違って見えそうな仕様。
いま読んでる『脳はいかに治癒をもたらすか 神経可塑性研究の最前線』(ノーマン・ドイジ)が、ものすごくinteresting&excitingでたまらぬのよ。オリバー・サックスが好きな人には絶賛おすすめ。高橋洋さんの訳もいいんだろうなぁ。
— まりあんぬ (@tachikoma24) 2017年2月6日
脳は交感神経優位(ストレスかかってる時)のときパターンに則って反応して、副交感神経優位(リラックスしてる時)のとき治癒、調整、学習するとのこと。相手に学習して欲しければ、まずはリラックスさせること。情報源は書籍『脳はいかに治癒をもたらすか』です。
— nosix (@i_nosix) 2017年1月26日
『脳はいかに治癒をもたらすか(神経可塑性研究の最前線)』(ノーマン・ドイジ)を読んでる...今年出会った一番の名著だ。飲みながら読書...w pic.twitter.com/HbbABpEIQQ
— Randy2 (@logiemo) 2016年12月16日