このサイトの中を     2016年選り抜き10冊     2015年選り抜き20冊 

科学な本のご紹介:  自死 現場から見える日本の風景

科学に佇む書斎
【2016/06/23】

自死 現場から見える

科学の本『自死 現場から見える日本の風景』

過労死、いじめ、日本の文化風土、自殺対策の方図。
ていねいな筆致で状況と諸要素を考察していく。状況を見渡す材料を揃えてくれた手間に感謝。



科学の本毎年3万人以上の人が自死したということは、単純に掛け算をすると42万人。宇都宮市、長崎市、あるいは金沢市といった日本有数の大都市の人口に匹敵する。
 別の比較をすると、未曾有の大被害といわれた東日本大震災の死者数1万8479人の1.5倍以上、という表現も成り立つかもしれない。

科学の本「自死」を試みたがすぐには亡くならず、病院に搬送された後に死亡した場合、自死を試みてから24時聞が経過すると、搬送先の病院で医師が判定した症状が死因となる。そのため、こうした人たちも「自死」にはカウントされない。

科学の本15歳から39歳、いわゆる若年層の自死率に限ると、日本は先進国の中でダントツの1位なのだ。

科学の本自我が育ち、自分の頭で考えて行動するようになる中学2年以降、イギリス、オランダでは、「いじめ」を止めようとする生徒が徐々に増えていくのに対し、日本は逆に「傍観」を選ぶ生徒が増えているのだ。

科学の本社会問題化するような「いじめ自死」事件が起こるたびに「いじめ」の定義が変更され、認知件数が増え、その後、数値目標に向かって再び数が減ってゆくという、とても不自然な増減を繰り返している。

科学の本「自死」という言葉は、差別と偏見に苦しんできた多くの遺族が望んだ表現であり、遺族たちの請願によって、島根県、鳥取県、宮城県のように公文書の表記をすべて「自殺」から「自死」に変えた自治体もある。





『自死 現場から見える日本の風景』
 瀬川正仁
 晶文社
 


これまでのデータもふまえて社会面から考察されている。
制度の不備、そして社会現象としての、自死。


 →『ミニ特集:うつを生きる』
 →『ミニ特集:自殺という自己否定現象』
 →『ミニ特集:自殺という自己否定現象 2』
 →『ミニ特集:切腹』

 



このページ 『自死 現場から見える日本の風景』 は以上です。
ネットで拾えるのはちょびっとの情報だけ 
本にはもっともっとたくさんの情報がならんでるよ!
極上の読書体験を
2010年開始。
2013年に突如運営上の問題に見舞われましたが、 皆さんからの支えをいただき、 生き延びることができました。
→2013年の存続の危機
→カンパ応援の数々
その後もTwitter周辺のネット環境激変荒波はハンパなく、かろうじて踏ん張る日々が続いております。

Twitter:@endBooks
botではなく手動です。

連絡窓口:メールフォーム


マジです!感謝です!

便利です!yata


メニュー

科学の本 読書に便利なリンク集
┗ 図書館ネットや
  安い古書情報



科学に佇む3000冊
●twitter 科学に佇む











科学に佇むの今読んでる本