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科学な本のご紹介:  自死 現場から見える日本の風景

科学に佇む書斎
【2016/06/13】



自死 現場から見える『自死 現場から見える日本の風景』

過労死、いじめ、日本の文化風土、自殺対策の方図。
ていねいな筆致で状況と諸要素を考察していく。状況を見渡す材料を揃えてくれた手間に感謝。

科学の本「過労自死」事件には必ずといってよいほど、仕事上の強いストレスや厳しいノルマ、あるいはパワハラやセクハラといった長時間労働とは別の問題が存在している。

科学の本生き残った者を正義だとするヨーロッパに対し、日本には、命に執着せずに自分の信念を貫いた者こそが正義だという価値観がある。

科学の本経済成長著しい中国では、過労死が増加の一途をたどっていて、中国紙「中国青年報」は2015年、年間60万人が過労が原因で亡くなっていると報じた。

科学の本日本の「過労死」と中国を含めた発展途上国の「過労死」には大きな違いがある。
 発展途上国の場合、過労死は貧困層に集中している。ところが現在、日本で「過労死」する人は貧困層に限らない。というより、むしろ比較的生活が安定しているはずのホワイトカラー層に多発しているのだ。

科学の本自由意志を一切封じ、決定に逆らったら合法的に罰せられるという国家による自爆作戦は、少なくとも近代戦において、第二次世界大戦の日本以外に見あたらない。

科学の本かつて、作家の故・寺山修司氏は日本を評してこんなことを言っている。「私たちが問題にすべきは『幸福』の不在ではなく、『幸福論」の不在なのだ」と。





『自死 現場から見える日本の風景』
 瀬川正仁
 晶文社
 


これまでのデータもふまえて社会面から考察されている。
制度の不備、そして社会現象としての、自死。


 →『ミニ特集:うつを生きる』
 →『ミニ特集:自殺という自己否定現象 その1』
 →『ミニ特集:自殺という自己否定現象 その2』


 



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