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科学な本のご紹介:  音とことばのふしぎな世界 メイド声から英語の達人まで

科学に佇む書斎
【2015/11/11】



音とことばのふしぎな世界『音とことばのふしぎな世界 メイド声から英語の達人まで』

発声の人間心理、音のヒューマンユニバーサルから音響解析の科学まで。
先生の授業ノリまんまの、ひとあたりの柔らかい語り口で、読んでてほっこりしてくる優良本。

科学の本「ゴジラ」という怪獣はご存知ですね。あれがもし「コシラ」という濁点なしの名前だったら、みなさんはどう感じますか?同じように、もし「ガンダム」が濁点なしの「カンタム」だったらどうでしょうか。

科学の本簡単に言うと、鼻をつまむと正しく発音できなくなってしまう音が「鼻音 びおん」です。日本語では「な」行と「ま」行に加えて「ん」がそれにあたります。

科学の本昔の日本語では、「は」の音が「ぱ」と発音されていたことを、みなさんは知っていましたか?
 ちょっと考えてみてください。「ひよこ」は「ぴよぴよ」と泣きますし「光る」様子は「ぴかぴか」と言いますよね。また「ふるえる」様子は「ぷるぷる」と表します。これはその昔、現在の「は行」が「ぱ行」だったからなのです!






科学の本英語にもフランス語にも、[tl]で始まる単語はありません。ですから、へブライ語などの[tl]で始まる単語は、アメリカ人やフランス人には[kl]で始まっているように聞こえてしまいます。

科学の本日本語では「雨」と「飴」のような単語を音の高さで区別しますが、この2つを区別することは、英語話者にとっては非常に難しいものです。

科学の本「マイボイス」は、患者さんが声を失ってしまう前に自分の声を録音し、その録音データをもとに、声を失った後でも、パソコン上で打ち込んだ文をその人の声で再生できるというフリーのソフトウェアです。









『音とことばのふしぎな世界 メイド声から英語の達人まで』
 川原繁人
 岩波科学ライブラリー
 岩波書店
 


咽頭癌などで発声能力を失う人が、かつての自分の声の記録を元にしたボーカロイドでおしゃべりをする、そんな「音声福祉学」のお話もあって、たのもしい。

オンラインサイトでは、本書で取りあげる音声の事例を、動画で実際に見聞きできるようになっています。
リンク 岩波科学ライブラリー


 →『ミニ特集:音の科学や聴覚を語る本』
 →『音楽を習うと人生どのくらいお得度合いが向上するか』
 →『ミニ特集:聴覚障害を語る本』

 →『ミニ特集:五感研究の本いろいろ』
 →『ミニ特集:五感研究の本いろいろ 2』
 →『ミニ特集:五感研究の本いろいろ 3』

 



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