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科学な本のご紹介:  ギャンブル依存症

科学に佇む書斎
【2015/10/17】

ギャンブル依存症田中

科学の本『ギャンブル依存症』

ギャンブル中毒を作る制度、ギャンブル依存を理解しない社会、そんな賭け事大国日本ここにあり。



科学の本「病的ギャンブラー」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
 世界保健機関(WHO)が<病気>と位置づけている「病的賭博(ギャンブル依存症)」にかかっていると考えられる人たちのことです。そういう人が日本では成人全体の4.8%、つまり約20人に1人いると推定されるといいます。
 厚生労働省研究班の調査結果として2014年8月に発表されて話題になったことですが、諸外国とくらべても驚くほど高い数値です。

科学の本日本ほど、日常の中にギャンブルが溶け込んでいる国はないといえます。
 街なかにカジノがある国でも、サンダル履きで行けるような施設はほとんどありません。
 しかし日本では、買い物帰りの主婦がレジ袋を持ったままパチンコ店に入っていっても違和感がないのです。

科学の本依存症かどうかを見極めるための判断基準を私たちは「ギャンブルによる借金を繰り返している人」と定義しています。

科学の本現在は、インターネット投票が非常に簡単にできるようになっているので、家にいながらでも、全国の公営競技に投票ができます。1日100レースに投票するといったことも普通にできます。

科学の本日本でなぜ自助グループの活動が難しいかといえば、理由のひとつは社会の理解が足りないからです。
 誤解と偏見が強いために回復施設を新設するのが難しいのと同じように、自助グループのミーティング会場を見つけるのも難しくなっています。





『ギャンブル依存症』
 田中紀子
 角川新書
 KADOKAWA
 


ギャンブル依存の個人の問題、ギャンブル依存を作る制度の問題、ギャンブル依存を理解しない社会の問題など、治療回復への道を含めて、コンパクトに掴める新書。

著者は、一般社団法人「ギャンブル依存症問題を考える会」の代表理事さんで、インタベンショニストのスキルをお持ち。
ギャンブル依存禍のご家庭で育ったお話は、


で詳しく語られている。

穿った見方をすれば、本書はインタベンショニストさんが自社営業本を出した、という形なのだけれど、この本の内容をチェックして、自分の家庭を振り返り見る必要がある人は世の中多いはず。

金は人間を狂わせるというか、第2章では実際の事件・犯罪や、関係者取材などがまとめられており、この部分は角川編集側の筆。


 →『ミニ特集:心の病について入門する本 患者側』
 →『ミニ特集:心の健康をめぐる本 春日武彦編』
 →『ミニ特集:心の健康をめぐる本 パート1』
 →『ミニ特集:心の健康をめぐる本 パート2』
 →『ミニ特集:心の健康をめぐる本 パート3』
 →『ミニ特集:心の健康と生き方の本』
 



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