血液型で分かる病気のリスク


『血液型で分かる病気のリスク』
コホート研究は非常に大規模かつ長期間に及ぶもので、最低でも数千人を、数年から10年以上にわたって追跡調査します。対象者が10万人を超えるようなコホート研究は「大規模コホート」といって、その結果はとくに重要視されます。
いまのところ血液型と関係があるとはっきり分かっているがんは、すい臓がんと胃がんだけです。
がん患者が血栓症を起こす確率は1%から10%前後と言われています。ただし、どの臓器にがんができるかによって違ってきます。
一般に消化器系のがんは血栓症を起こしやすく、乳がんなどは起こしにくいとされています。ノロウイルスの厄介なところは、人間以外に感染しないことです。そのため研究を進めるためには人体実験をするしかないのです。
ノロウイルスは腸の粘膜細胞を覆っている血液型物質を認識して、感染を成立させていることが分かってきました。O型が少し感染しやすいこと、B型が少し感染しにくく、また感染しても発病しにくいことなどが分かったのです。
(前にも呟いた気がするけど)正確にいうとノロウイルスの型によって多少異なるはず。https://t.co/gRT0lEPA0L
— 北野員生 (@ecolsaur) 2017年1月11日
【2012年 LiveScience】
— 科学に佇む一行読書心 (@endBooks) 2017年1月11日
ロタウイルスと血液型A型https://t.co/VbOBF7biJo
種類によっては血液型A型抗原を介して細胞に感染する
細胞接着蛋白質VP8は、A型血液型抗原であるグリカンを認識する
【2014年 MT Pro】
— 科学に佇む一行読書心 (@endBooks) 2017年3月15日
血液型と前立腺がん再発に関連? O型の男性でリスク低下https://t.co/FIWCUTbNsZ
東京医科大学・大野芳正氏らが欧州泌尿器科学会議で報告
2017年5月 BBC News Non-O blood group 'linked to higher heart attack risk'
ってことで、『血液型で分かる病気のリスク(著:永田 宏)』って本をお薦めしておくぞ!!!
— 辰城リク (@shink18est) 2017年1月6日
これな、別にエセ科学・血液型性格診断の話じゃないんだ。エセ科学ネタも交えつつ、科学的なお話をしているんだ。おもろい。 pic.twitter.com/svNUvifOGM

『血液型で分かる病気のリスク』
永田宏
幻冬舎ルネッサンス新書
広範な医学的統計や論文から、血液型に限らず、性別や遺伝子の違いも含めて、2014年時点でどのくらいの知見が出てきているのかを選り抜いて見せてくれる。
みんなで参照できるようにまとめてくださったお手間に感謝。
【2014年】
— 科学に佇む一行読書心 (@endBooks) 2017年1月11日
AB型は、軽度認知障害リスクが他の血液型に比べて高めhttps://t.co/D87UTT6D4Y
血液型が認知障害に関連 米・コホート内症例対照研究
母集団のAB型率が4%であるのに対して、認知障害を発症したグループのAB型率は6%
【2015年 Brain Research Bulletin】
— 科学に佇む一行読書心 (@endBooks) 2017年1月11日
O型はアルツハイマー病に若干かかりにくいのかも?https://t.co/G7UJ1YOrxB
血液型Oの成人と他の血液型で、脳の各部位の大きさが平均するとちょっと違う
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【中古】 血液型で分かる病気のリスク 幻冬舎ルネッサンス新書098/永田宏(著者)
電子書籍版もあります