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科学な本のご紹介:  結婚と家族のこれから 共働き社会の限界

科学に佇む書斎
【2016/06/24】

結婚と家族のこれから

科学の本『結婚と家族のこれから 共働き社会の限界』

いま考えるべき制度設計の思考材料(共通理解の基盤)が一気にガッとゲットできる便利本。
「(夫婦は)共同経営者」というタームもしっかり登場するよ!



科学の本ほとんどの人が結婚してそのなかで子どもを作るという社会は、20世紀後半を中心に先進国に見られた例外的な現象です。少し乱暴にいってしまえば、高い経済成長率と大規模な戦争の欠如により、たまたま可能になっていた状態なのです。

科学の本家族をセイフティ・ネットとせざるをえないような社会とは、同時に家族がリスクになる社会でもあります。

科学の本家族が最後のセイフティ・ネットになるような社会では、家族が失敗したときのリスクが大きくなります。
 安定した家族を形成できる見込みがない限り、人々は家族形成、つまり結婚を引き延ばすでしょう。
 「家族を大事に」というのならば、家族から負担を減らして、家族の良いところだけを楽しめるような社会を目指すべきでしょう。

科学の本共働きカップルが、家庭と仕事の両立をマネジメントするなかで、家族生活がもはや単純に安らぎをもたらすものではなくなりつつある。

科学の本現在の日本社会も多かれ少なかれ、仕事と家族の両方をマネジメントするような社会になりつつあるといえます。これは特に女性にとってはそうです。
 男性にとっては仕事上の挫折は他でもない仕事の領域で生じるのかもしれませんが、女性にとっては家庭生活が仕事の挫折の原因になります。

科学の本やっかいなのは、「家族愛」「愛国」という感情は、多かれ少なかれ「特別扱い」によって生じるということです。そしてそれは、差別に結びつくこともあります。

科学の本「伝統的な家族の価値観を大事に」という主張をする人たちがいますが、現代の状況を踏まえれば、むしろ大切なのは「家族主義からの離脱」なのです。






 


『結婚と家族のこれから 共働き社会の限界』
 筒井淳也
 光文社新書
 


既婚者にも未婚者にも、そしてこれから大人になるヒトにもオススメしてみたい優良新書な一冊。
社会進化研究(ex.心理歴史学)にも沿うところの社会システム記述(条件設定しだいでヒト行動規範がどう変化しうるのか)が小気味良い。




電子書籍版もあります



 →『ミニ特集:家族家族家族』
 →『ミニ特集:家族家族家族 2』
 →『ミニ特集:家族家族家族 3』

 



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