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科学な本のご紹介:  昆虫 驚異の微小脳

科学に佇む書斎
【2006/09/03】



アリSamsung『昆虫 驚異の微小脳』

生き物の話だとは思えない機械的記述があったりして、これロボット工学に近いかも!
ウルトラコンパクトな昆虫神経系の構造と機能、その解析と研究結果について、多彩な知見を惜しげもなく披露!
コストパフォーマンスも高くてお得な昆虫神経本。

科学の本ちらつき融合頻度はカタツムリでは四ヘルツ(一秒間に四回)。カタツムリの眼の前に一本の棒を見せ、一秒間に四回棒を出し入れしても、それを静止しているものとの区別ができず、棒の上に乗ろうとする。

科学の本私たちは映画のコマ(通常32コマ/秒)や蛍光灯のちらつき(100ヘルツまたは120ヘルツ)を感じとれないが、このちらつきはハエにははっきりと見えている。


このくだりについては、「映画は24コマちゃうんかい」的なツッコミがあったりしてます。

科学の本ミツバチは物体の色や形を学習するだけではなく、ものの同一性や非同一性といった抽象的な関係性を抽出し、それを他の感覚に転移できる。

科学の本複眼刺激では反応が起こるまでの時間は25〜33ミリ秒であったが、単眼刺激ではわずか9ミリ秒であった。単眼は単純な情報しか検知できないが、素早い行動の制御には複眼より圧倒的に有利なのである。

科学の本鳥の翼は前肢が変化したものであるが、昆虫の翅は胸部の背板が側方に伸びて生じたもので、起源が全く異なる。

科学の本バッタの飛翔の制御系では、それに関わる一つ一つのニューロンが同定され、それぞれのニューロンの働きが詳しく調べられている。

科学の本砂糖水を与える前に特定の匂いを嗅がす訓練をワモンゴキブリに数回行うと、匂いを嗅がしただけで唾液の分泌を起こすようになる。

科学の本学習成立の速さ、記憶を生涯にわたって保持する能力、記憶の書きかえの柔軟性、記憶容量の大きさのどれをとっても、コオロギの匂い学習能力は、ラットやマウスなどのほ乳類の学習能力にひけを取らない。






 


『昆虫 驚異の微小脳』
 水波誠
 中央公論新社
 





 →『ミニ特集:虫たちについての本 その1』
 →『ミニ特集:虫たちについての本 その2』
 →『ミニ特集:虫たちについての本 その3』
 →『ミニ特集:虫たちについての本 その4』
 →『ミニ特集:虫たちについての本 アリっ』
 →『ミニ特集:足が6本より多い虫たち』


  



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