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科学な本のご紹介:  警察捜査の正体

科学に佇む書斎
【2016/01/26】



科学の本『警察捜査の正体』

科学の本憲法38条1項「何人(なんびと)も、自己に不利益な供述を強要されない。」刑訴法146条「何人も、自己が刑事訴追を受け、又は有罪判決を受ける虞(おそれ)のある証言を拒(こば)むことができる。」

科学の本憲法21条1項は、「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する」とし、その2項で「検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない」とする。

科学の本2000年8月15日に施行された通信傍受法により、傍受の対象になる通信は固定電話通話だけではなく、携帯電話、スマートフォン、FAX通信、インターネット上でなされるすべてのタイプの通信(電子メール、チャット、電子掲示板等)が含まれる。

科学の本警察は膨大な被疑者写真や運転免許証写真のデータを保有している。警視庁では、2011年3月以降、東京都内20ヵ所に設置された民間の防犯カメラと警視庁の写真データベースを結ぶ顔認証・照合システム(三次元顔画像識別システム)の試験運用を始めている。

科学の本雑踏や群衆にビデオカメラを向けると瞬時に特定の人物を見つけ出すことができる「顔認証装置」が2014年度に全国5都県の警察に導入された。




科学の本車にGPS端末を取り付けるGPS捜査は、いわば尾行のデジタル化だが、プライバシーを侵害する恐れのある捜査であり、任意捜査の限界を超える恐れのある手法である。

科学の本戸籍謄本、住民票、預金口座、各種クレジットカード、交通系のICカード等、国民のあらゆる個人情報を、裁判官の差押許可状もなく「捜査関係事項照会書」だけで警察は入手できる。刑事司法の令状主義の形骸化だ。

科学の本マスコミではよく「任意同行」とか「任意の事情聴取」という言葉を使う。しかし、こうした用語は、実は、捜査手続きを定める刑訴法にも、規範にもない。

科学の本北海道小樽市の女性殺害事件では、被疑者とされた女性の自宅や会社に対する捜索・差押は、6回にわたり行われ、押収された品物は、車2 台、携帯電話2 台、包丁等の刃物類、預金通帳、パソコン、書類、履物等1292 点に及んだ。
 押収された品物がすべて返還されたのは仮釈放の4ヶ月後のことだ。しかも、これだけ大量の品物を警察の都合で押収しながら、返還するときには受け取りに来るよう指示。
 返還された品物も多くは解体され破損した状態だったという。











『警察捜査の正体』
 原田宏二
 講談社現代新書
 講談社
 


北海道警察の暗黒面が暴かれて話題になった当時、告発の証言をした元北海道警察の幹部が、本書の著者。

本書では監視社会に突き進むかのように見える日本の警察の挙動について強く懸念を記している。
刑訴法改正、通信傍受法改正、顔面像情報やDNA型などの捜査における個人情報利用の野放し…

いまや当たり前のように利用なり報道なりまでされてしまっている監視カメラ画像や、マイナンバーカードで顔写真を提出させられる仕様って、もしかしてこれらに違和感を抱かないことが当然とされている状況は、すでに我々はもう一線を越えてしまってるってことなんだろうか




電子書籍版




 →『ミニ特集:警察についての本』

 →『ミニ特集:犯罪捜査研究の本』
 →『ミニ特集:犯罪捜査研究の本 2』
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