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科学な本のご紹介:  色弱の子を持つすべての人へ 20人にひとりの遺伝子 増補改訂版

科学に佇む書斎
【2016/06/15】



色弱の子を持つすべての人へ『色弱の子を持つすべての人へ 20人にひとりの遺伝子』

色弱だけどプロのデザイナーさんが、ネット含む日常でのお役立ち情報をまとめて教えてくれるよ!

科学の本色弱の人は、日本人男性の20人に1人、女性の500人に1人、日本全体では300万人以上いるということです。
 私の親せきに色弱はいましたが、「自分は色弱だ」という友人とはあまり会いませんでしたから、それほどの高い割合だとは思っていなかったのです。

科学の本【学校のバリアフリーを考える】”黒板の赤チョークの文字が見にくい。先生が赤で強調する場合が多いので困りもの。”








科学の本【学校のバリアフリーを考える】”赤、茶、緑などの点で示された分布図が見にくい。社会科の地図が見にくい。特に県別に色分けされているような図はむずかしい。”

科学の本【学校のバリアフリーを考える】”化学の炎色反応がわかりにくい。特に緑系と黄色が区別しにくい。”

 注意・これらの困りごとは色弱の程度、タイプによりさまざまです。全ての色弱の人がこれらにあてはまるというわけではありません。

色弱の

科学の本デジタルでの作業は色マップから選ぶのでとても楽です。目では見分けにくい緑系と赤系とを絶対に間違わないのですから、うれしいことです。「自分は微妙な薄茶色を塗っている」と確信できるのはとても気分がいいものです。

科学の本色弱の人のほうが「明度差」には非常に敏感です。夕暮れの運転はC型(一般的な色覚)にとってはとても見にくいそうですがP型色弱の私にはそのような自覚はあまりありません。

科学の本雑食性のオマキザルは頻繁に見虫を食べますが、背景の色に溶け込んでカモフラージュした昆虫の採食効率は、色弱のサルの方がC型(一般的な色覚)よりも有意に高い。その傾向は薄暗い環境ではより顕著だそうです。
 つまり、色弱のサルがある比率でいることで、群れ全体の食糧が増えるのです。











『色弱の子を持つすべての人へ 20人にひとりの遺伝子』
 栗田正樹
 北海道新聞社
 


ご自身が色弱でありながら、プロのデザイナーとして、そして色弱について社会的に考えるNPO法人の関与者として、活動し続ける一人の人から発信された、力強い世の中向上メッセージ本。
リンク 北海道CUDO NPO法人北海道カラーユニバーサルデザイン機構

障害者の存在割合が、実数よりも大幅に低く見積もられ、それと同時に「無視」されもする、そんな世の中あるあるな機序について考えてみるのにも良い一冊。





 

 →『ミニ特集:視覚や色の科学の本いろいろ』
 →『ミニ特集:視覚や色の科学の本 その1』
 →『ミニ特集:視覚や色の科学の本 その2』

 



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