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科学な本のご紹介:  患者から「早く死なせてほしい」と言われたらどうしますか? 本当に聞きたかった緩和ケアの講義

科学に佇む書斎
【2015/05/22】



患者から早く死なせてほしいと言われたらどうしますか
『患者から「早く死なせてほしい」と言われたらどうしますか? 本当に聞きたかった緩和ケアの講義』

ホスピスの緩和ケア担当者向け、まっこう虎の巻!

科学の本食欲不振はほとんどのがん患者で必ずみられる。全く食べられない状態となったときには、本人よりも家族の不安に対処する。

科学の本緩和ケアは、患者とその家族に提供されるものです。
 苦痛に苛まれた患者をそばで、見続けている家族にも、その苦痛は伝播します。痛みに苦しむ患者の体を為す術もなく、たださすり続ける家族は、第二の患者ともいえるほどの苦痛を抱えています。

科学の本骨転移による痛みには、放射線治療の適応を検討する。薬よりも結局効き目がよい。

科学の本可用性バイアスというのは、記憶している色々な事柄のうち、思い出しやすい記憶に重きをおいてしまうことです。
 とてもうまくいった治療、反対にうまくいかなかった治療、強烈な記憶が残っている治療といった記憶の強さにより、判断が強く影響を受ける、ということです。
 言い換えれば先入観です。これは誰にでも起こりうることです。

科学の本現在、社会の中で看取り、死の過程を家族に教育できるのは近所のお年寄りや僧侶ではなく、医療者なのです。

科学の本余命を考える上で参考にされる5年生存率も、目の前の患者に適応するにはほとんど役に立たないデータです。









『患者から「早く死なせてほしい」と言われたらどうしますか? 本当に聞きたかった緩和ケアの講義』
 新城拓也
 金原出版
 


現場のさまざまな場面で、どう対応していくべきなのか。
嘔吐が出たらどうするか。譫妄のときはどう対応するか。家族への配慮は、そして自分自身の守り方はどうするか。
状況ごとの対応の心構えや各種薬物の処方の目安も記されているかなりのガチ内容ながら、患者やご家族も読むことを前提に、よく配慮した上で記されているマイルド濃厚本。

書名はどぎついと感じるかもしれないけれど、いかんせん実際の現場はもっとどぎつい。
その現場で駆使される医療心理学のリアルとしても、たいへん参考になる。

類書には、
ご家族向けに終末期について教えてくれる●本『大切な人を看取る作法』 大津秀一
介護ケア施設勤務者向けに看取りについて記してある●本『はじめてでも怖くない自然死の看取りケア』 川上嘉明
の2冊があるわけで、合わせてこの3冊、三者三様の立場がいい感じな取り組み具合の_終末期本御三家_な感じ。

著者さん ↓



 →『ミニ特集:癌を生きる』
 →『ミニ特集:終末期の本』
 →『ミニ特集:生死の本 その1』
 →『ミニ特集:生死の本 その2』
 →『ミニ特集:臓器移植にまつわる本』
 



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本にはもっともっとたくさんの情報がならんでるよ!
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