ネット炎上の研究 誰があおり、どう対処するのか


フォロワが5万人いれば、5万人に1人しかいないようなレベルの「想像を超えた」異常者が、平気でそこには含まれうる。
他の人の炎上の時、執拗に書き込んでるアカウントはブロックするようにしてます。
— 井上純一(希有馬) (@KEUMAYA) 2018年2月18日
なぜなら炎上に参加する人は全ネットユーザーのたった0.5%であり、中核になる人の8割は複数の炎上に参加してるからです『(ネット炎上の研究』より)
悪意の人は少なく、炎上の中でその人達は炙り出されているのです。
Twitterでの触法行為の炎上は,2013年ごろがピークで,2015年になるとあまり見られなくなった。
触法自慢型の炎上は第三者に見せるつもりはないものを公開してしまったという投稿者のミスが原因であり,そのミスを社会全体が学習し終わったためと考えられる。7割を超える人がネット上の方が攻撃的な人が多いと感じている。ネットは怖いところだと思っている人も同じように7割に達する。ネットに書き込むためには誹謗中傷されてもくじけない強い心が必要だという意見には6割の人が同意する。
ネットに攻撃的な人が実世界より多いなら,インターネットに書き込むには誹謗中傷されてもくじけない強い心が必要となる。
裏を返せばそのような強い心を持たない人はインターネットに書き込まないということである。炎上で傷つく人を見て,また実際に発信して嫌な思いをして人々は情報発信を控えるようになる。炎上参加者のリアルでの人物像をまとめると、炎上で攻撃を加える人は、そもそも通常の対話型議論をすることが難しい感性の人であることが予想される。
精神の病にかかっている可能性のある者も1/4程度いた。
@kabutoyama_taro 少し意図的に手元でアレンジしたツイです。
— 科学に佇む一行読書心 (@endBooks) 2016年9月27日
実際には、「スマイリーキクチ事件」において悪質な挙動で検挙された18人のうち、刑事・被害者側からの印象として「精神の病にかかっている可能性のある者が1/4程度いた」と。よっぽど話が通じなかったのでしょう。
スマイリーキクチさんのブログに殺害予告のコメントが投稿されたため、NHKの番組への生出演を取りやめていたことが分かりました。https://t.co/7NtwBSOpzU pic.twitter.com/igv6oqwMls
— 読売新聞YOL (@Yomiuri_Online) 2017年3月6日
「この事件は許せない!と思ったときこそ、すぐにツイッターなどで拡散しないでください。数日間、1週間と時間をおく」--ネットで殺人犯呼ばわりされ、その被害が今も続くスマイリーキクチさんが、ネット被害の実態と、教訓を語ってくれました。 https://t.co/altxQgizST pic.twitter.com/nHr1dWKCVe
— 朝日新聞デジタル編集部 (@asahicom) 2017年6月15日
宮台真司”かつてのネットには「誰もがつながれる空間」幻想があった。実際には、どんな馬鹿もネットのどこかに似た馬鹿を見つけ出し、誰にも諌められず永久に愚昧な遣り取りを続けるという、かつてない事態を蔓延させた。”https://t.co/IfNdM2Y6zK
— 科学に佇む一行読書心 (@endBooks) 2016年9月30日
『まちづくりの哲学』 pic.twitter.com/dEtoQhrxLN
ネット上で過激な発言を続ける「自由」な人もいるが,それは失うもののない人が匿名で書き込みをするときである。
家族と職を持ち社会生活を送る普通の人が、ネット上で自由に発言することは難しくなってくる。荻上チキは著書『ウェブ炎上』で,インターネットは「過剰性」を持っていると指摘している。それは,「道徳の過剰」「監視の過剰」「論理の過剰」「批判の過剰」等である。
ネット上には炎上に耐えられる猛者だけが残り,普通の人はLINEやFacebookなどの閉じた輪にひきこもる。結果として,ネット上に表明されるのは極端な意見の持ち主が多くなり,対話が難しくなっていく。
これが炎上の社会的コストである。
ネット炎上の研究によれば炎上請負業みたいな輩は全体の1%未満とのことだが、1%の絶対数て無茶苦茶多いし、なんの慰めにもならんわな。
— molgatan (@molgatan) 2016年9月6日
「ネット炎上の研究」によれば、炎上参加者は全ネット参加者の1.1%にすぎないとのことだけど、言い方変えれば300人と接すればそういう人と95%以上の確率で接するわけで、そして一度炎上が起こればその一人は「お仲間(実際にそう思ってるかは別として)」を引き連れてくる
— Aprildiamond (@Poker_April) 2016年8月24日
【書評】プレジデント7/4号掲載の『ネット炎上の研究』書評が下記にて公開されています。評者は柳川範之氏。「(炎上を起こす事例や典型的なパターン等)これらをきちんと読むことで、避けられる炎上もかなり出てくるのではないだろうか。」https://t.co/KPAyif9InX
— 勁草書房 (@keisoshobo) 2016年7月28日

『ネット炎上の研究 誰があおり、どう対処するのか』
田中辰雄
勁草書房
(このタイプの心象風景の代表は、いわずもがなの『進撃の巨人』)
わかっている人には当然のこと、わかっていない設計者にはグリグリ考えていただきたい人間牧場設計の市場規範 vs 倫理規範ファイッ
「ネット炎上の研究」、「炎上参加者はネット利用者の0.5%だった」というキャッチーさ。面白いんだけど2016年の本なのでやはりたった1年半くらいでネットの炎上はかなり形が変わってきていて、うーん?と首を傾げる記述も多くなってきている。出たばっかの時に読めばよかった〜! pic.twitter.com/uNult6c0gk
— アオヤギミホコ@冬コミ新刊委託通販中 (@ao8l22) 2018年1月4日