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科学な本のご紹介:  冬虫夏草の謎

科学に佇む書斎
【2006/07/08】



冬虫夏草の謎『冬虫夏草の謎』

身近でありながら、かなりのキモカワ謎ゾーンが広がる生物探検分野が、この冬虫夏草の世界。
未解明未知未発見な事例が豊富すぎるのに、意外に近所でふつうに採集できたりするわけで、自由研究でも根強い人気があるのだ。

科学の本日本は世界でも有数の冬虫夏草の産地なのだ。それに冬虫夏草についての研究も盛んで、アマチュア研究家の団体さえある。冬虫夏草はもっと知られてもよい存在だ。

科学の本冬虫夏草の研究はまだ途上にある。名前が確定しないものが多いなど、まだ戸籍作りの段階だ。だからサナギタケなどを除いて、その生態もほとんど知られていない。

科学の本冬虫夏草は、虫の体を栄養にして育つ。キノコが伸びている状態では、すでに根元についている虫の中身は菌糸だけ。当然、食べても虫の味なんてしない。

科学の本カビの一種、エントモファーガ・グリリは、バッタに取りつく。この菌に取りつかれたバッタは、草にしっかりとしがみつき、ミイラ状になって死ぬ。

科学の本クモタケは一年のうちでも、梅雨の終わり頃の短い期間に発生する冬虫夏草だ。
 東京都内でもあちこちの公園や神社にキシノウエトタテグモとクモタケがすみついている。中でも飛び抜けて多いのが原宿にある明治神宮だ。
 クモタケの発生期に、地面を注意して見回って歩けば、あきれるほどのクモタケが生えていることに気づくだろう。





科学の本土中の冬虫夏草を掘り出していく作業の途中で、菌体がちぎれてしまうことをギロチンと呼んだりする。冬虫夏草業界ではギロチンを忌む。一度切ってしまうと、残りの部分が不思議と見つけられないからだ。

科学の本カビとキノコは日常的には違うものとして使い分けているが、生物学的に言うと両者に違いはない。目で見て大きなもの(何センチ以上なんて決まっていないけれども)を習慣的にキノコと呼ぶだけ。

科学の本ここで世間一般にある誤解を解いておきたい。冬虫夏草を採っても一文にもなりません。残念ながら「売れる」対象ではないのである。








好評につき、新版が出ています。
 

『冬虫夏草の謎』
 盛口満
 どうぶつ社/丸善
 






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