このサイトの中を     2016年選り抜き10冊     2015年選り抜き20冊 

科学な本のご紹介:  ミニ特集:雑草の図鑑

科学に佇む書斎
【2016/09/07】

新北海道の花身近で使える図鑑がおうちにあれば、日々目にする光景が違って見えてくる、自然界についての基礎知識が身につく、しかも流行りすたり関係なく何十年も使える!

自然界の異常事態や、びっくりするような植物の存在は、「ふだん生えている植物はどんなものなのか」をわかっていないと気がつくこともなく見過ごされてしまうんだ。


植物図鑑マイブームで、いろいろ見比べた中で、これはいいなと思った草花の図鑑はこちら。

『花と葉で見わける野草』
『野草のロゼットハンドブック』
『形とくらしの雑草図鑑』
『新北海道の花』
『野草・雑草観察図鑑』
『イネ科ハンドブック』



『花と葉で見わける野草』
 近田文弘 監修 亀田龍吉 写真 有沢重雄 文 小学館

●良い点
 安心の小学館から、ハンディで便利な図鑑。
 似た別種をひとまとめに並べるよう配慮してくれていて便利。
 植物の写真は白バックで収載されていて、花・葉・茎の形状がとても見やすい。
 分布範囲も明記、草花の呼び名の由来も適宜書いてあるしで、おすすめ。

▲うーん
 植物名のインデックスはあっても、形や色や季節から引くインデックスはなく、ナス科やタデ科など種目別に掲載されているので、遭遇した植物が何なのかにぱっとたどりつくには難しいかもしれない。巻頭に簡単な「主な科の特徴」の説明があるけど…。

★リアル植物の種類を調べる観察目的より、絵を描く人が草花の形状を確認するのに便利な一冊。

こちらでも紹介
→●本『花と葉で見わける野草』


 
『新版 形とくらしの雑草図鑑 見分ける、身近な300種 野外観察ハンドブック』
 岩瀬徹, 飯島和子 全国農村教育協会
『形とくらしの雑草図鑑 見分ける、身近な280種 野外観察ハンドブック』
 岩瀬徹 全国農村教育協会

●良い点
 各種それぞれに、複数の写真がレイアウトよく掲載されていて、見ていて気持ちいい。
 似た別種をひとまとめに並べるよう配慮してくれていて便利。
 色や季節から引くインデックスはなく、ナス科やタデ科など種目別に掲載されているけれど、巻末に「主な科の特徴」として科の見分け方が図解と写真でしっかり記されているので、安心感が高い。

▲うーん
 各種の分布範囲について記されていない。
 版元が「全国農村教育協会」なんだけど、気のせいか、「農耕地の雑草」にフォーカスされているような気がしないでもないんで、分布について明記していないのは、その関係かもしれない。

★この本は、旧版と新版があって、旧版は20種少ないけど、古書でなら割安で入手できます。

『形とくらしの雑草図鑑』の新版と旧版の中古価格をチェック↓
楽天市場 商品価格ナビ 『形とくらしの雑草図鑑』



『新北海道の花』
 梅沢俊 北海道大学出版会

●良い点
 ご当地植物図鑑は重宝する。
 「北海道の花」だから、ほかの図鑑で毎度悩ましい「この草花は北海道にあるのか?」確認問題が元からクリアされていて絶対的な安心感。ほんとめんどくさいんですよ、「図鑑に載ってる植物に、北海道にない植物多すぎるぞ」って点は。
 分布範囲については、北海道内のどこに分布するのか、本州にもあるのかについても明記されていて便利。
 コンパクトで使いやすい単行本サイズ。
 それにしても、北海道ローカルだってのに、収録されている植物種の数は2100。異常なほど多すぎる…パねぇ。
 
▲うーん
 花の色ごとにグループ分けされて、その中で分類種別(マメ科、バラ科など)に掲載されている。…けど「白い花」だけでも400種類くらいあって途方に暮れる。
 ほとんどの植物は写真一枚。適宜判別用に実などの写真を添えてあったりする。

★普段使いというよりは、登山者とか研究者とかが重宝しそうな感じ。


野草・雑草観察図鑑―身近で見る430種のプロフィール


『野草・雑草観察図鑑 身近で見る430種のプロフィール』
 岩瀬徹 著 鈴木庸夫 写真 成美堂出版

▲各植物の分布範囲が記されていない。
 写真は大きく載せてあるけれど、判別目的にはイマイチ。

●見た目のレイアウトは悪くはないので、古書価格がかなり安いし、持っておいて損はないかも。

中古価格をチェック↓
楽天市場 商品価格ナビ 『野草・雑草観察図鑑 身近で見る430種のプロフィール』


 
『イネ科ハンドブック』
『野草のロゼットハンドブック』

●おなじみの雑草満載の、とても便利な雑草ハンドブック。

こちらで紹介 
 →『ミニ特集:植物のハンドブック』


いずれの図鑑も世の中の雑草すべてを網羅しつくしているわけではないし、リアルで遭遇する事例の判別に適切な写真が完備しているわけでもないので、厳密に正確なところを求める場合は、複数の図鑑を用意する、ネットでも検索するなど、補完的な作業は必要っぽい。

なにはともあれ、図鑑が手元にある安心感というのは、やはり何者にも代えがたいし、図鑑があると満足感高いわー。







 →『ミニ特集:樹木の図鑑』
 →『ミニ特集:雑草の図鑑』
 →『ミニ特集:日本のタンポポ 外来タンポポ』
 →『ミニ特集:春夏の植物ハンドブック』
 →『ミニ特集:秋冬の植物ハンドブック』

 



このページ 『ミニ特集:雑草の図鑑』 は以上です。
ネットで拾えるのはちょびっとの情報だけ 
本にはもっともっとたくさんの情報がならんでるよ!
極上の読書体験を
2010年開始。
2013年に突如運営上の問題に見舞われましたが、 皆さんからの支えをいただき、 生き延びることができました。
→2013年の存続の危機
→カンパ応援の数々
その後もTwitter周辺のネット環境激変荒波はハンパなく、かろうじて踏ん張る日々が続いております。

●twitter @endBooks
botではなく手動です。

連絡窓口:メールフォーム


マジです!感謝です!

便利です!yata


メニュー

科学の本 読書に便利なリンク集
┗ 図書館ネットや
  安い古書情報



科学に佇む3000冊
Site map : 科学に佇む