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科学な本のご紹介:  土壌微生物のきほん 図解でよくわかる 土の中のしくみから、土づくり、家庭菜園での利用法まで

科学に佇む書斎
【2015/07/15】



科学の本『土壌微生物のきほん 図解でよくわかる 土の中のしくみから、土づくり、家庭菜園での利用法まで』

科学の本岩石が風化すれば「土」になるが、たんに岩石が微細化したものではなく、生物の働きによって植物生育に適した状態になったものを「土壌」と呼ぶ。

科学の本ミミズの頭や背中は体幅と色で見分けることができる。ミミズの頭は長い体のなかでも少し太くなっており、その先端に口が、さらにその口には上唇(口前葉)がある。

科学の本ミミズの体の色が濃いほうを背側といい、やや凹んでいる体節と体節のつなぎ部分(休節間溝)には、背側のほぼ中心に背孔という小さな孔がひとつずつ存在する。

科学の本大型類は2つに切れると両方が成長することはなく、しばらくしてから後方部分が死ぬ(シマミミズは切断位置を問わずどちらも死ぬ場合がある)。
 一方、小型類のヒメミミズ類には、体を多数の断片に切断し、それぞれが再生・増殖する種類が日本でも採集されている。

科学の本ミミズ孔の壁はミミズの体表から出た粘液で塗り込められているため、水分・炭素・窒素・リン酸などの量が高く、土壌微生物の格好の繁殖場となる。

科学の本トビムシは幅広い土壌タイプに適応するうえに、ひと握りの土のなか(約10cm3)に数百匹が生息し、さまざまな動物のエサになるため「陸のプランクトン」ともいわれている。

科学の本【水稲】窒素肥料の量が多いと倒伏したり米の品質が低下するため、窒素の多い鶏ふんや豚ぷんは不適。湿田では異常還元の原因となるため使用量に注意する。

科学の本アリは熱帯から寒帯まで多くの生態系に広く分布する重要な土壌動物である。現在、地球上に約1京匹いると推定されており、人間よりも数が多いのはもちろん、人間の1000万分の1の体重でありながらバイオマス(合計体重)も人間に匹敵するといわれる。









『土壌微生物のきほん 図解でよくわかる 土の中のしくみから、土づくり、家庭菜園での利用法まで』
 横山和成 監修
 誠文堂新光社
 


ミミズからバイオプラスチックまで、射程広範な入門書。
仕様はどっちかというと農作関係者向け。
上掲項目では大きめの土壌生物についての話が多くなってしまったけれど、本書の内容は、土壌微生物の性質、施肥のタイミングや分量、作物の扱いなど、本格的な「業務上」向けの記述も多く、勉強になる。

なお、この本の中で「ダンゴムシはエラ呼吸をしている」と書いてあったけれど、これは間違い。
ダンゴムシはエラではなく、擬気管(もしくは白体)と呼ばれる臓器で呼吸をしています。

商売や利用、そして妄想なども込みで、土壌微生物市場について、一般の栽培家向けにとっつきやすく記してある書籍としては、
リンク 『ミミズの話』 エイミィ・ステュワート
が、とてもとてもオススメ。

監修者さん ↓



 →『ミニ特集:土の中の生き物』
 →『ミニ特集:ミミズ・ナメクジ・カタツムリ』
 →『ミニ特集:細菌を科学する』
 →『ミニ特集:土と地中の研究、地下探査の科学』

 →『ミニ特集:植物を科学する本 日本』
 →『ミニ特集:植物を科学する本 日本 2』

 



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