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科学な本のご紹介:  北海道の動物たち 人と野生の距離

科学に佇む書斎
【2014/11/15】



北海道の動物たち『北海道の動物たち 人と野生の距離』

自然豊かな北海道、とはいえ、代表的な野生動物たちの数は時代によって大幅に増減してきた。
絶滅寸前にまで数を減らしたタンチョウやハクガン、シジュウカラガンが、国際的な取り組みで個体数を増やしてきた経緯や、外来種の問題、アイヌ世界の伝承、ラッコ、クマなどなどなど日本野鳥の会・十勝支部のおにいさんが気負わず広く語ってくれます。

科学の本「チプタ・チカプ・カムイ(舟を彫る鳥神の意)」。北海道の先住民族アイヌは、クマゲラ(大型のキツツキの一種)をそう呼びました。

科学の本4月上旬のタンチョウ:繁殖を目前に控えたこの時期、ツルは「丹頂」という名の通り、羽毛のない頭頂部を興奮で赤(丹)色に染めて威嚇し、時に空中で激しくぶつかり合います。

科学の本タンチョウは、かつては北海道全域の湿原で繁殖して冬は本州まで渡りました。歌川広重の「名所江戸百景」の中には、今のJR上野駅北側あたりの水田に降り立つタンチョウを正確に描いた絵があります。




科学の本明治後半に保護鳥に指定されたものの時既に遅く、大正時代には絶滅したと思われていました。
 釧路湿原で20羽弱が再発見されたのは、大正末期の1924 年のことでした。水はけが悪くて農地にも使えない湿原の奥で、細々と生き残っていたのです。

激減したタンチョウは、その後の手厚い保護により…


●2016年8月 タンチョウ被害対策にドローン - NHK 北海道 NEWS WEB

科学の本現在空港のある千歳(ちとせ)は昔、「シコツ(大きな窪地の意)」と呼ばれていましたが死・骨に通じて縁起が悪いということで、付近に多かったツルに因む「千年(千歳)」に改名されました。

科学の本一時、納沙布岬ではラッコが海鳥を捕えるのが目撃されています。
 私も何度か観察しましたが、海上に浮かぶ海ガモ類やヒメウに颯爽と近付いて捕え、自らの体に打ち付け、水中に引きずり込む一方、海鳥が死んで動かなくなると興味を失っていました。
 明らかに遊び目的で、一見残忍なようですが、イタチ科動物にはよくある習性です。
 その後、海鳥捕獲行動はほとんど見られなくなりました。この行動は世界的には非常に珍しいらしく、短い間の局地的な”文化”だったのかもしれません。

科学の本ワタリアホウドリは翼を広げると3m半にもなります。大洋上の離島で繁殖し、繁殖期以外は海上で暮らします。
 眼の上にある鼻腺で濃縮した海水の塩分を、鼻腔から排出して水分を補給できるため、真水のない洋上での生活が可能なのです。

科学の本アホウドリの頭を大事に持っていると病気が流行っても助かるという伝説もあり、旬の海山の恵みとともに生きたアイヌにとって、沖へ漁に出れば見かけるアホウドリの仲間は日常的な存在だったのでしょう。



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『北海道の動物たち 人と野生の距離』
 千嶋淳
 ホーム社
 


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