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科学な本のご紹介:  僕たちは戦後史を知らない 日本の「敗戦」は4回繰り返された

科学に佇む書斎
【2013/12/24】



僕たちは戦後史を知らない『僕たちは戦後史を知らない 日本の「敗戦」は4回繰り返された』

年間拝読ベスト本入り。
60〜70年代の不可思議言説に実際にさらされて育ってきた世代にこそ問うてみたい一冊。
「なんでそこまでアメリカにへつらうの?」と面と向かって問うと、急に目が虚ろになって支離滅裂な返答をするかダンマリになる…あのころのそんな大人たちの言動は、マジで実にあからさまに不可解だったのだ。

そして、いまも。

科学の本戦後日本で見られるのは、たんなる「戦前の否定・反省」ではない。「本当は戦前を否定も反省もしていないのに、深く否定・反省しているふりを続け、そのことに気づきもしない」というキテレツな現象なのだ。

科学の本「戦後の原点」は、いかなる経緯、ないしカラクリによって成立したのか?この点を知るには、占領時代に目を向けねばならない。
 すると、ある面白い特徴がたちどころに浮かび上がる。つまり日本人は、全体的に言って、そもそも占領時代に目を向けようとしないのだ!

科学の本1946年9月28日、「ニッポン・タイムズ」紙(現在の「ジャパン・タイムズ」)は、日本人の中に、マッカーサーを「神武天皇の再来」と崇めている者が多数いると報じたのである!

科学の本講和をめぐる平和条約が、対戦国との間で結ばれて発効する。これによって、平和な外交関係がよみがえる。戦争の完全な終わり。この処理が完了したのは、日本が独立を取り戻した1952年4月28日である。
 8月15日に起きたことは、「戦争をめぐる勝敗が、日本の降伏という形で確定した」だけにすぎない。

科学の本「天皇が敗北を認めたら、それで戦争が終結する」というのは、国際的に受け入れられる理屈とは呼べないのだ。
 いいかえれば「8月15日に戦争が終わった」と考えるのは、「天皇には国際法を超えた権威があり、そのことは世界的に認められている」と構えるにひとしい。
 おまけに「敗戦」ではなく「終戦」と呼びたがるのだから、もはや二重の大ウソではないか。

科学の本三根生久大 ”「終戦」という表現は、まるで戦争が無事終了したかのような印象を与え、それが天皇の功績であるとする見解まで打ち出された。
 敗戦の責任について触れるどころか、国民の方が天皇の決断に感謝しければならないという、奇妙な理屈まで生み出された。”

科学の本それまでの日本家屋は、世間に向かって開放される性格を持っており、周囲の自然にも溶け込んでいた。ところが高度成長以後、家は閉鎖的なものとなり、お互いが交流するものから、お互いを遮蔽するものへと変容していった。







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『僕たちは戦後史を知らない 日本の「敗戦」は4回繰り返された』
 佐藤健志
 祥伝社
 


「戦後」を幾重にも複雑にしてきたXXを痛快に切る!
マーブル模様の頁岩は、正面からではただただ不可思議なままだけれど、横からならばペラペラと分解できるというこの面白さ。

この本は→『2015年拝読本のベスト』に入ります。





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