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科学な本のご紹介:  カタツムリハンドブック

科学に佇む書斎
【2015/07/23】



科学の本『カタツムリハンドブック』

とってもコンパクトな、新書サイズで薄い造本のフルカラー図鑑です。
野外に気軽に持って出かけられます。
日本にいるカタツムリが147種も載ってます!

カタツムリの見つけ方、捕まえ方、飼い方も完備しています。(ただし残念ながら、漢字にフリガナがない)

科学の本日本からは、カタツムリとナメクジが約800種知られています。その多くが日本の固有種です。南北に長く、島が多い日本で、カタツムリは多様に種分化を遂げたのです。

科学の本繁殖の時期は主に梅雨時と秋。特に梅雨時には非常に活発になり、ふだんは隠れていて見つけにくい種類と出会う確率が高くなります。

科学の本カタツムリの稚貝は殻の巻き数が少なく、成長するにつれて殻の巻き数が増えていきます。巻き数を見れば、小さな種類の成貝なのか、大きな種類の幼貝なのかを見わけることができます。

科学の本よく見かける一般的なカタツムリは、殻の巻数が5巻きほどで成熟します。成熟すると、大半の種類では、破損しにくくなるよう殻口がラッパのように外に反り返ります。

科学の本雨上がりは、カタツムリを探しに行くには最高のタイミングです。殻径が50mmを超える大型のマイマイ属は夜行性が強く、狙って見つけたい場合は夜間に。

科学の本石灰岩地帯には珍種のカタツムリが多く生息します。石灰岩はカタツムリの殻の材料になります。石灰岩の露頭のくぼみにたまった落ち葉や、岩のすき間を探してみましょう。

科学の本フタをもつカタツムリは日本に約130種います。フタが石灰質のグループ(ヤマキサゴなど)と、フタが革質のグループ(ヤマタニシなど)の大きく2つに分けられます。

ヤマキサゴは、入り口を閉ざす堅いフタを持っているというサザエみたいなデンデンムシ。





『カタツムリハンドブック』
 武田晋一/写真 西浩孝/解説
 文一総合出版
 


赤いカタツムリ、緑のカタツムリ、触覚が妙に色っぽいカタツムリ、細長〜い殻でつぶらな瞳のカタツムリ、ミョーンとスリムにシュッとした身体を伸ばせるカタツムリ、眼が触覚の根本(!)にあるカタツムリ、毛がモフモフしたカタツムリ!

意外すぎるほどステキな本で驚き。
カタツムリなのに。カタツムリなのにっ!
写真がいいのかな。どれもめっちゃ愛らしく撮してある。
しかもご当地マイマイの多様さ!

…そういえば、動物園や水族館にカタツムリ各種の展示って少ないのかな、あまり見かけた覚えがない。
こんなに多種多様&キュートなカタツムリが日本にいるのなら、小学校の時点で地元のご当地マイマイについて教育するなど自然保護教材に使いまくれるだろうに。うおおかわええ。
(飼ったことがあるのでいろいろ懲りていて勘弁なんだけど、なんかこの本の写真はどれもめちゃめちゃカワイく写っているのだ)

キュートな画像が少し拝見できます ↓
リンク『カタツムリハンドブック』文一総合出版の書籍案内

本書には●本『右利きのヘビ仮説 追うヘビ、逃げるカタツムリの右と左の共進化』 で知られる細将貴さんのお話もコラムで載っています。




 →『ミニ特集:ミミズ・ナメクジ・カタツムリ』

 



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