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科学な本のご紹介:  天皇陛下の全仕事

科学に佇む書斎
【2009/02/20】



科学の本『天皇陛下の全仕事』

年間拝読ベストに入った本の一つ。
宮内庁担当だった記者さんが、宮家がどのようにお過ごしになられ、どんなお仕事をなさい、行事のときには多くの関係者がどのように動いていくのかを、この新書で教えてくれるよ。

科学の本11月23日の午後六時、冠に純白の絹の袍(ほう からだを包む丸襟、大袖の上着)、純白の袴、底が桐でできた純白の靴、右手には勿(しゃく 木製の細長い板)という、
 「祭服 さいふく」と呼ばれる皇室祭祀の中でも新嘗祭など特別に重要な祭儀だけに用いられる装束を着けた天皇が神嘉殿(宮中三般の構内にある、新嘗祭だけを行うための建物)に現れる。

科学の本天皇陛下はじめ皇族には「姓」がない。これは姓が、奉仕や忠誠に応じ「天皇から与えられる」ものだったため、天皇や皇族は姓を持たないのだという。

科学の本東宮御所:東宮は皇太子の意味で、古くは、万物生成を示す「春」を表す東の方角(皇居の東)に皇太子の宮殿があったことから、「東宮」が「皇太子」の意味を持つようになった。

科学の本世界を見渡しても、捧呈式の送迎に馬車を使用している国は英国やスペインなど数ヵ国にすぎず、日本の対応は手厚いといえる。
 送迎は、馬車のほかに、車によって直接、大使公邸と皇居とを送迎してもらう方法も選択でき、式の日程が決まった時点で宮内庁から「馬車にしますか、それとも車にしますか」と大使館に問い合わせがいく。
 ほとんどが馬車を選ぶといい、この馬車方式の評判が高いことがわかる。




科学の本侍従職には、御所の管理をする「殿部 でんぶ」、天皇の服装関係を担当する「内舎人 うどねり」、職員ではないが、私的な相談役として外部で委嘱された人を「御用掛 ごようがかり」というなど古い職名がある。

科学の本天皇が外出することを「行幸 ぎょうこう」、皇后・皇太后・皇太子・皇太子妃が外出することを「行啓 ぎょうけい」ということから、天皇・皇后の外出は「行幸」「行啓」の両方を合わせたもの、つまり「行幸啓」というのである。

科学の本地方の道府県の人々にとっては、天皇・皇后の訪問は一大イベントである。なぜなら、年に4回程度の地方訪問ということから計算すると、自分の住む道府県を天皇・皇后が訪問する確率は約12年に1回しかないからである。

科学の本政治的なニュアンスも含まれてしまう「皇室外交」という言葉を、宮内庁は使用していない。宮内庁ホームぺージでは「皇室の国際親善」という言い方をし、外国交渉的な意味を取り除いている。
 天皇は「国政に関する権能(権限)を有しない」(憲法第四条)

科学の本現在の天皇陛下は、住まいの御所での日常、「ご就寝の時間は一定しないが、時には「お言葉」を推敲されるため、深夜までパソコンに向かわれる」という。










『天皇陛下の全仕事』
 山本雅人
 講談社現代新書
 講談社
 


著者が宮内庁の記者クラブ(宮内記者会)に在籍していた時期を核として、ふだんどのようにお過ごしになられ、どのようなお仕事を行い、大事なイベントの際には人々がどのように動いていくのか、「要人」の責務の日々を垣間見ることができる。

ときおり短く報道される地方へのお出ましや祭祀についても、実際の顛末を知ることができて、ニュースを見る目が違ってくるよ。

この本は→『2015年拝読本のベスト』に入ります。




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同じ著者の本
→●本『天皇陛下の全仕事』

 →『ミニ特集:天皇と日本神話と古墳をめぐる』
 →『ミニ特集:天皇と天皇家』
 →『ミニ特集:天皇と天皇家 2』
 



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