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科学な本のご紹介:  招かれざる虫 食べものにつく害虫の科学推理ノート

科学に佇む書斎
【2015/11/18】



チョコemojidex『招かれざる虫 食べものにつく害虫の科学推理ノート』

食害しに来る虫の種類の多さもさることながら、「幼虫はかじる力が強くて食品の袋を食い破る」と記載されている虫が多くてビビります。
袋の口しっかり閉めてるだけじゃあかんのかーい!!

科学の本ノシメマダラメイガは、チョコレートに虫が入っていたとなると、まっさきに疑われる虫である。
 幼虫の齧る力は強く、麻雀の牌に孔をあけると言われているほどだから、包装容器などは簡単に食い破って侵入する。

科学の本タバコシバンムシの幼虫は噛む力が強く、硬質ポリエチレン容器に孔をあけることさえあるので、ほとんどの食品の包材を食い破れる。

科学の本コクヌストモドキは飛翔能力があるので、食品を目指して移動分散する。かじる力も強く、ポリエチレン包装など簡単に食い破るため、食品に混入する機会が多い。




科学の本コクヌストモドキが大量に発生した小麦粉は黄色を帯び、異臭を放つ。これは成虫の腹端から分泌されるキノン類に由来するもので、人間にとって有害である。
 小麦粉などに分泌されたキノンは、穀類のたんぱく質と速やかに反応して化学的に安定した物質となり、毒性は著しく低減すると言われている。

科学の本コクガは、日本では初夏と秋の2回発生が見られ、幼虫の状態で越冬する。幼虫は貯蔵中の穀類の中に入り込むが、ごていねいなことに、入り込んだときの孔を自分の糞でふさぐ。


リンク コクガの襲撃 (つくばサバイバル生活術)
 ┗ 虫が食った玄米を、絶対コイン精米機に入れてはならない。虫が食った米は、水分が極端に少なくなって割れやすくなり、精米機が故障しちゃうのだそうだ。

科学の本コメノケシキスイは、砕米、麹(こうじ)、乾果類などを発生源とするため、別名「室虫 むろむし」とも称され、麹を扱う醸造所の虫として昔から知られている。

科学の本私は元来、虫が嫌いだ。特に毛虫、イモ虫などいまだに思わず悲鳴を挙げることもある。その反面、嫌いなものが潜んでいる場所は直感的にわかるので仕事には役立っている。




 


『招かれざる虫 食べものにつく害虫の科学推理ノート』
 兵藤有生 著 林晃史 監修
 BERET SCIENCE
 ベレ出版
 


家庭や工場や商店、倉庫。あらゆる場所に出没して人間さまを悩ませる、ちっこい虫たち。
お悩みの人たちから相談を受けて、虫の正体と侵入経路、そして対策をアドバイスする。そんな仕事の道を開拓し、叩き上げに邁進し続けてはや40年!のおじさんが、これまで経験したさまざまなエピソードを、さまざまな虫たちの紹介とともにお送りする、エピソード多すぎ満載の走馬灯。

なにより驚いたのは、この昆虫探偵さん、幼虫が怖くて苦手だって… なんでやねーん!!


 →『ミニ特集:虫たちについての本 アリっ』
 →『ミニ特集:虫たちについての本 その1』
 →『ミニ特集:虫たちについての本 その2』
 →『ミニ特集:虫たちについての本 その3』
 →『ミニ特集:虫たちについての本 その4』
 →『ミニ特集:虫たちについての本 その5』
 



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