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科学な本のご紹介:  けもの道の歩き方 猟師が見つめる日本の自然

科学に佇む書斎
【2015/10/01】



けもの道『けもの道の歩き方 猟師が見つめる日本の自然』

京都界隈で食肉ゲットのための狩猟に携わる著者さん(京大文学部出身)が、日本の里山環境と狩猟業界のもろもろについて、警鐘含めてゆったりわかりやすく語って下さいます。

科学の本戦後に安価な鶏肉が出回るようになるまで、焼き鳥といえば畜肉の臓物などを串に刺したものか、野鳥の姿焼きだった。

科学の本狩猟で捕獲した獲物を冷やすと、新たな宿主を求めてたくさんのマダニが毛皮の表面にワラワラと這い出してくる。

科学の本京都御所の西側に位置する護王神社は、イノシシと縁のあるちょっと変わった神社だ。祭神である和気清麻呂(わけのきよまろ)の危機を三百頭のイノシシが救ったという伝承があり、入り口には狛犬ならぬ狛イノシシが置かれている。







科学の本京都の三宅八幡宮でハトは神様の使いだとされ、鳥居の前には狛犬ならぬ狛鳩が置かれている。

科学の本京都には、全国の稲荷神社の総本山である伏見稲荷大社がある。そこの名物がスズメの丸焼きだ。
 商売繁盛の神であるとともに五穀豊穣の神でもある伏見稲荷では、お米を食ベるスズメは悪者とされ、退治する意味を込め、その焼き鳥が参道で売られている。







科学の本以前は安い中国産のスズメが大量に輸入され、何軒もの店で一年中販売されていた。しかし、99年に中国がスズメを含む野鳥の禁輸措置を取り、以降輸入が完全にストップした。そのため、 スズメの販売を取りやめた店も多く、現在では数軒が国産のスズメを冬季限定で販売している。
 冬場にたくさんの穀物を食べ、まるまる太ったスズメは「寒すずめ」と呼ばれ、脂が乗って大変おいしい。…… 地元の女子大生の「脳みそがぷちゅっとしてておいしいです!」というコメントに衝撃を受けた人が全国にたくさんいたことだろう。



科学の本人間と野生動物がお互いの生息域を住み分けて共存できていた理想状態としてよく語られがちな昭和の里山も、実は人間がシカやイノシシを劇的に減らしたからこそ成立していた一時的な状態だったのではと思えてくる。

科学の本僕は「獣害」はあるが、「害獣」はいないと思っている。







 


『けもの道の歩き方 猟師が見つめる日本の自然』
 千松信也
 リトルモア
 


著者さん ↓


 
 →『ミニ特集:環境や生態系を考える本 日本』
 →『ミニ特集:環境や生態系を考える本 日本-2』
 →『ミニ特集:環境や生態系を考える本 海外』





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