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科学な本のご紹介:  他人を非難してばかりいる人たち バッシング・いじめ・ネット私刑

科学に佇む書斎
【2015/10/02】



ネットいじめ『他人を非難してばかりいる人たち バッシング・いじめ・ネット私刑』

科学の本日本の社会は、子どもたちを見守り、同時に縛ることにもなる、目に見えない社会的なルールやインフォーマルなコミュニティが希薄となっている。

科学の本2007年に経済協力開発機構(OECD)に加盟している先進国の10代の子供を対象として行われた「幸福度」調査〜国連児童基金(ユニセフ)
 子供の「主観的な幸福度」に関する項目の中で、「孤独を感じる」と答えた日本の15歳の子供の割合は29.8%と、対象国の中で第ー位で、ずば抜けて高かった。
 日本に続くのはアイスランド(10.3%)とポーランド(8.4%)だった。もっとも低いのはオランダの2.9%だった。

科学の本日本の10代は、自分のスマホを持ち、新作のゲームに熱中し、ラインに精通していたとしても、その本質は孤独で自己に対する不全感が大きいのである。

科学の本読売新聞は2002年に、中学生以上の未成年の青少年にアンケート調査を行った。
 「今の日本は、努力すれば、だれでも成功できる社会だと思うかどうか」について、「そうは思わない」が7〜8割。中学生の71%が日本の将来を「暗い」と予想していた。

科学の本他の先進国と比較して、日本の若者は、「孤独で、将来への希望がなく、自己評価が低い」のである。実は、このような点は若者だけではなく、成人に関しても同様のデータが得られている。





 


『他人を非難してばかりいる人たち バッシング・いじめ・ネット私刑』
 岩波明
 幻冬舎新書
 


データや視点は当たらずとも遠からずなのだけれど、いかんせんバッシング慣れしていないというか、論の固めが甘くて傍目に「精神科医一個人の見解」状態にとどまってしまっている。
社会心理学〜社会学〜文化心理学方面からの有志のサポートがあれば… と思わせられる小品。

実際、日本の文化規範では、自己評価が伸びず、成功者を邪魔者扱いさせ(出るクギリンチ)、「正しさ」を定めない暴走が生じやすいことは、社会学でも社会心理学でも文化心理学でも再々確認されている。








 →『ミニ特集:社会心理学な本-1』
 →『ミニ特集:社会心理学な本-2』
 →『ミニ特集:社会心理学な本-3』
 →『ミニ特集:文化心理学の本』

 →『ミニ特集:ヒト行動とインターネット』
 →『ミニ特集:ヒト行動とインターネット 2』
 



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