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科学な本のご紹介:  ケースで学ぶ犯罪心理学

科学に佇む書斎
【2013/10/05】


人影pexels 
正しい知識で、治安や防犯について判断を下せていますか?
近年まで研究が進んでいなかったぶん、新しい知見がどんどん出てきているのがこの分野。

科学の本代理によるミュンヒハウゼン症候群は、自分の子どもを故意に病気にしたり、けがを悪化させたりすることを継続して行い、場合によっては子どもが死亡するという虐待の一種である。子どもが死亡すると対象は別の子ども(きょうだい)に移っていくことが多く、連続殺人となりやすい虐待である。

科学の本サリン事件は、テロといわれることが多いが、実際にはこの事件を起こしてなんらかの社会改革を行おうという「大義」はなく、教祖が追い詰められたなかで、やけくそで起こした事件である。そのため、犯行形態としてはテロでなくむしろ、大量殺人に近いものである。

科学の本実際の爆弾脅迫事件では、映画に出てくるようなさまざまなトラップをしかけた分解しにくい爆弾が使用されることはほとんどなく、比較的単純な構造の爆弾が使用される。


ケースで学ぶ犯罪心理学

科学の本放火の原因としては、田舎で発生するものと都会で発生するものは異なると指摘されている。田舎で発生する田舎型放火は個人的なトラブルや恨みに動機づけられ相手への攻撃として行われる。

科学の本ドメスティックバイオレンスでは、加害者自身がじつは自分は妻を必要としており、妻から見捨てられ孤独になることが恐ろしいと感じているが、それを意識的に理解していない場合が多い。ダットンはこれを「隠された依存」と呼んでいる。

科学の本「怪しい人」に気をつけろといったルールは、実際の性犯罪者がけっして「怪しい」外見をしていないことや、障害者や外国人などの社会的マイノリティに対する偏見を助長する可能性があるということから、逆効果である可能性さえある。

科学の本最近注目されているのは犯罪が起こる環境に焦点を当てた対策である。犯罪を引き起こす人は外見から明らかにならないのに対して、犯罪が発生する場所については識別ができるからである。







 


『ケースで学ぶ犯罪心理学』
 越智啓太
 北大路書房
 


本書は入門者にも優しい教科書タイプの仕様で、「ケースで学ぶ」と書名にあるとおり、記憶に新しい残虐事件含め実際の事例を多く盛り込みながら「ヒトの犯す犯罪にはこのような傾向と形態がある」と教えてくれるスグレモノ。

驚愕の冤罪判決!
 →実はやっぱり連続殺人の真犯人!
  →しかし結審した後だから無罪のまま!
という日本のマジすか事例も紹介されていて、うん、裁判員裁判難しい。




 →『ミニ特集:犯罪研究の本 海外』
 →『ミニ特集:犯罪をめぐる心の研究の本』
 →『ミニ特集:犯罪をめぐる心の研究の本 2』
 →『ミニ特集:犯罪捜査研究の本』
 →『ミニ特集:犯罪捜査研究の本 2』
 →『ミニ特集:犯罪を考える本 日本』
 



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