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科学な本のご紹介:  ミニ特集:日本の森だ森林だ林業だ森林浴だ その2

科学に佇む書斎
【2016/02/27】

樹木Mozilla
『森林からのニッポン再生』
『森林異変 日本の林業に未来はあるか』
『森と日本人の1500年』



『森林からのニッポン再生』
 田中淳夫 平凡社新書

●日本の森林産業の不振が話題になっていた頃の著作。
 欧米の森林産業の動向とその制度、木造や木材の仕様に関する心理調査結果も収載。

科学の本戦後30年で、ほぼ2倍に人工林を増加させたのだ。日本の高い森林率は、意外と最近になって達成された。これほどドラスチックに森林が増え、風景を変えたのは世界的にも珍しいだろう。

科学の本レンゲが棚田から姿を消しつつある。アルファルファタコゾウムシが食べてしまうからである。この虫は、ヨーロッパ原産の外来種だ。日本には1982年に九州・沖縄で侵入が確認され、今や関東地方まで広がっている。









科学の本イギリスの住宅の平均寿命は141年だという。アメリカは103年、フランスで86年、ドイツで79年。基本的に一度建てた家は、手を入れながら住み続けるというスタイルが確立している。ちなみに欧米の住宅は、石造りやレンガ造りのイメージが強いが、実は大半が木造である。決して、材料が長持ちするからというわけではない。
 さて肝心の日本の住宅の平均寿命は、なんと26年程度だった。
 これほどの差がつくのは、一つには気候の違いがある。


●田中淳夫氏の著書『森林からのニッポン再生』のあと、数年で国内の林業界事情は大幅に変化しているため、近作の『森林異変』ほかで脳内情報を刷新する必要がある。





『森林異変 日本の林業に未来はあるか』
 田中淳夫 平凡社新書

●上掲『森林からのニッポン再生』から数年後。
 そのわずかな期間に大きく様変わりしてしまった日本の林業事情の確認を手始めに、業界がかつて大規模にやらかしていたトンデモない商慣習やこれからの課題など、尖り系に盛り沢山な森林業界事情本。

科学の本束ねて販売する細い製材品は、隙間が多くできる上、内側に粗悪品を包み込んだりして空気を売ることができる。製材所が利益を得やすい(不当な「空気売り」)から、小丸太を求める。
 その結果、全国的に小丸太の方が価格が高騰するという妙な現象が起きたのだ。






 

『森と日本人の1500年』 田中淳夫 平凡社新書

●1500年と謳ってあるけれど、ほとんどは日本の森林近代史。
 戦前〜戦中〜戦後の日本の林業スキルはかなりの深刻なダメダメさだったらしい…!

科学の本そもそも奈良時代の花見は、ウメだったことが『万葉集』などから推察される。やがてサクラが増えていくが、明治初期まではウメの花で花見の宴を行うことも多かった。

科学の本日本の林業技術は先進的であり、高級な木材を生産するから価格も高いと記された書物を見かけるが、それは大間違いだった。
 戦後の復興資材として木材不足が続いたから、どんな木材でも高値で売れる(買い手はしぶしぶ買う)状態だっただけなのである。



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 →『ミニ特集:江戸時代の日本の森林は悲惨だった』
 →『ミニ特集:日本の森だ森林だ林業だ森林浴だ』
 →『ミニ特集:日本の森だ森林だ林業だ森林浴だ 2』
 



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