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科学な本のご紹介:  認知症・行方不明者1万人の衝撃 失われた人生・家族の苦悩

科学に佇む書斎
【2015/07/18】

認知症・行方不明者

●本 『認知症・行方不明者1万人の衝撃 失われた人生・家族の苦悩』

これもまた、NHK取材班の底力が拝読できる一冊。

徘徊で保護され、何年も「身元不明状態」で施設に収容されたままの人たちが、日本にはこんなにたくさん存在した!



科学の本行方不明の届け出が出されたものの、結果として遺体で見つかった人のうち、およそ四割が、届けが出された時点で、すでに死亡していたと推測される。届け出は「手遅れ」だったというのだ。
 通報の「遅れ」が問題であることは、自治体のデータからも、浮き彫りになっている。

科学の本認知症の人は空間を認識しやすい足元に意識が集中し、結果として視野が狭くなっている。周囲や車には注意が向いていない。

科学の本後藤浩孝 ”部屋やトイレの場所が分かるよう入口を目立つ形で表示してみると、家の中での徘徊が減ることにつながることがあります。”

科学の本後藤浩孝 ”大切なのが、感謝したり賞賛したりする言葉を使うことです。必要とされていると感じてもらえれば、徘徊を軽減することにつながることがあるといいます。”

科学の本後藤浩孝 ”徘徊の症状は、ずっと続くわけではないようです。完全に消えるわけではないにしろ、ピークは半年から一年とも言われています。
 病気としては進行しますが、意欲の低下なども出てくるので、歩きたいという衝動が減っていき、結果的には、介護上、問題にはならなくなるということです。”


併読オススメ
→●本『ユマニチュード入門』 :心地よい、と感じさせれば介護はラクになる
→●本『治さなくてよい認知症』 :逆境感を与えないナラティブを構築せよ








『認知症・行方不明者1万人の衝撃 失われた人生・家族の苦悩』
 NHK「認知症・行方不明者1万人」取材班
 幻冬舎
 


「身元不明状態」のままで施設に収容されっぱな認知症患者の存在を、NHKが「全国ニュース」で採り上げ、その報道のおかげで少なからぬ人々の身元が判明した。
NHKスクープ。NHKの底力。

なぜ、このような事態が注目もされぬまま広がり放置されてきてしまったのか、実態や構造、知っておくべき認知症の性質や、さらには「徘徊を減らすコツ」ノウハウまで、当座の一通り把握すべき情報が、ガッとまとめてあるインパクト本なのだ。

●本『逸脱する病院ビジネス NHK追跡!AtoZ』 や、リンク『所さん!大変ですよ』 など、素人にはできない構造的取材をしてくれる人たちのことは、やっぱり覚悟してみんなで支えなきゃいけない。

電子書籍版 ↓



2016年1月 東京新聞
リンク身元不明保護者の公表 自治体HPで46%どまり 認知症などで同意困難

認知症などで身元不明のまま全国で保護された約三百四十人のうち、昨年末時点で都道府県がホームページ(HP)に情報を公開しているのは46%にとどまる(共同通信)。
個人情報の公開で「本人同意が得られない」のが主な理由で、意思確認が難しいことも背景にあるとみられる。

警察庁は認知症による徘徊(はいかい)などが原因で行方不明になった人が、2013年に年間1万人を超えたと公表。


 →『ミニ特集:高齢者は自分自身の未来』
 →『ミニ特集:高齢者は自分自身の未来 2』
 →『ミニ特集:高齢期を知る』

 →『ミニ特集:認知症を生きる本』
 →『ミニ特集:認知症を生きる本-2』
 →『ミニ特集:認知症を生きる本-3』

 



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