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科学な本のご紹介:  ミニ特集:高齢者は自分自身の未来 2

科学に佇む書斎
【2016/01/11】

2015年は「老後ヤバイ」アジェンダだったのか、強烈な3冊が出てました。


『老後破産 長寿という悪夢』
 NHKスペシャル取材班 新潮社

●NHKスペシャル『老後破産 長寿という悪夢』は視聴者を絶望の悪夢に叩き込んだ、実在老人の末路ルポルタージュ。
 家族を失い、資産も家財も手放して、不自由な老いた身体ひとつで施設をたらい回しにされる。臓腑をえぐるような真っ暗な未来が_みんなの行末にふつうに待ち受けているぞこの日本_と思い知らしめてくれた。

科学の本日本では、過去20年近く、働く世代の平均収入が下がり続けている。
 もっとも平均所得が高額だった1990年代には1世帯当たり650万円を超えていたのが、2012年には550万円を下回っている。実に、100万円も減ってきているのだ。
 平均所得(※)が300万円を下回る世帯は、3割を超えている。

※ 「年間所得」の誤記のような気がする

 リンクNHKスペシャル 老人漂流社会 “老後破産”の現実 2014年
 リンク NHK 『あさイチ』今が大事!老後破産を防ぐには? 2015年12月



『下流老人 一億総老後崩壊の衝撃』
 藤田孝典 朝日新書 朝日新聞出版

●長年、実際に数多くの困窮高齢者の救済に務めてきたNPOの人が、NHKスペシャル『老後破産 長寿という悪夢』で描かれた現在進行形の恐ろしい現実について、データや状況、問題点を整理してくれた。というか、突き付けてくれた強烈な数字の数々。
 未来をどうしたいのか。
 それにはこの制度のままでいいのか。
 自分の人生設計は、二次元以下のファンタジーに陥ってしまってはいないか。
 よく覚悟しておこう。

こちらで紹介
→●本『下流老人 一億総老後崩壊の衝撃』





『老人たちの裏社会 万引き、暴行、ストーカー、売春…他人事ではない長寿社会のリアル』
 新郷由起 宝島社

●裏社会、というアオリ単語が表題に入っているけれど、裏社会の話をする本ではない。
 裏社会(連携)ではなく、イケナイ高齢者(個々バラバラに反社会行動にハマる人々)の世界を描き出す。
 近年の高齢者層の犯罪率が上昇している、その点を数字絡み取材絡みで列挙してみた(宝島社であることから推して知るべしの)ブン屋さんトーンのお仕事作品。

こちらで紹介
→●本『老人たちの裏社会』






 →『ミニ特集:高齢者は自分自身の未来 1』
 →『ミニ特集:高齢期を知る』
 →『高齢者犯罪とダニング=クルーガー効果』

 



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