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科学な本のご紹介:  老人たちの裏社会 万引き、暴行、ストーカー、売春…他人事ではない長寿社会のリアル

科学に佇む書斎
【2015/03/11】



老人たちの裏社会『老人たちの裏社会 万引き、暴行、ストーカー、売春…他人事ではない長寿社会のリアル』

裏社会(連携)の話ではなく、イケナイ高齢者たち(個々バラバラに反社会行動にハマる人々)の世界を描き出すルポ。

科学の本警察庁発表の犯罪統計によれば、万引きで検挙される65歳以上の高齢者は年ごとに増え続け、13年では万引き検挙者のおよそ3人に1人が老人という状況になっているのだ。

科学の本福井昂 ”かつて「青少年犯罪」の代表格だった万引きは、今やほぼ8割方が成人の犯行となり、「大人の犯罪」へと変化しています。”

科学の本『犯罪白書』(平成26年版)によれば、検挙された高齢者全体(4万6243人)のうち60.4%が「万引き」によるものであり、女性ではそれが83.5%にものぼるという際立った数字は驚愕に値する。




科学の本松江仁美 ”DVは、面倒臭い話し合いより『一発殴って黙らせた』という味をしめさせると、他の解決の手段を取らなくなって果てしなく暴力が続いてしまう。”

科学の本なかでも「ストーカー」は60代以上の行為者の増加が目立ち、警察庁の統計によれば、13年度の認知件数が10年前の約4倍と、他の世代と比べても伸び率が著しい。

科学の本 
芦刈伊世子 ”前頭葉の中にある抑制系の神経細胞は加齢により自然死していきます。このため、感情の抑制が困難に在り、物事において『ちょっと待てよ』といったん間を置けなくなる。
 『キレる』というよりは『待てなくなる』『止められない』状態に近いのです。”





『老人たちの裏社会 万引き、暴行、ストーカー、売春…他人事ではない長寿社会のリアル』
 新郷由起
 宝島社
 


近年の高齢者層の犯罪率が上昇している、その点を数字絡み取材絡みで列挙してみた(宝島社であることから推して知るべしの)ブン屋さんトーンのお仕事作品。

こうも大挙してヒト行動が劣化なりなんなり変化するのであれば、これは「老人あかん」以前に「ふつうにあるあるなヒト性質に対して、社会制度や社会設計があんじょうできてへん」と考えるべきで…







 →『高齢者犯罪とダニング=クルーガー効果』
 →『ミニ特集:高齢者は自分自身の未来』
 →『ミニ特集:高齢者は自分自身の未来 2』
 →『ミニ特集:高齢期を知る』

 →『ミニ特集:犯罪をめぐる心の研究の本』
 →『ミニ特集:犯罪をめぐる心の研究の本 2』
 →『ミニ特集:犯罪を考える本 日本』
 



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