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科学な本のご紹介:  奴隷のしつけ方

科学に佇む書斎
【2015/06/24】



科学の本『奴隷のしつけ方』

ローマ時代の奴隷のしつけ方!

表紙は『テルマエ・ロマエ』のヤマザキマリさんです。

科学の本(ローマ時代の)”兵役はいわば自由民の義務であり、戦争が多かったので、自由人であればいずれ戦に行くことになるのは目に見えていた。新たな大土地所有者たちは奴隷を買ってきて農作業をさせた。奴隷は兵役に駆り出される心配がない。”

科学の本(ローマ時代の)”主人が殺されたとき同じ屋根の下にいながら主人を助けようとしなかった奴隷は、例外なく拷問による尋問を受け、それから処刑されることが法で定められている。”

科学の本(ローマ時代の)”法手続きの一環として奴隷の拷問が行われていたのは、奴隷はあまりにも身分が低く、かつ道徳的に弱い存在なので、真実を語るはずがないと考えられていたからです。”

科学の本(ローマ時代の)”奴隷の解放はただではない。奴隷の価値の5%を税として納めなければならないのだ。つまり多くの奴隷が解放されればそれだけ国の税収も増える仕組みになっている。”



 


『奴隷のしつけ方』
 マルクス・シドニウス・ファルクス(ジェリー・トナー)
 太田出版
 


ローマ時代のおじさんが、「最近は奴隷のしつけ方もわかっとらん衆がいるようだ。こうして書きつけておくのも何かの足しになるだろう」と記した書、というシチュエーションで記された、真面目なのか不真面目なのか微妙な路線のおもしろナンチャッテ考古学本。

なんでかしらん、日本ではこれサラリーマン向けのビジネス書みたいな売られ方をしているけれど、そっち方面でこれ参考になるのか???気になって眠れないぞ。ase

リンク【世界ふしぎ発見!】「ローマ時代の奴隷は今でいうサラリーマンと同じ」…!?それってつまりどういうこと?

なお、ローマ時代の庶民生活について調べた本
→●本『古代ローマの庶民たち』
と読み合わせれば、この『奴隷のしつけ方』が、どのくらい資料がない状態で編みあげられたのかがよくわかるので、余力があるなら併読オススメ。


 →『ミニ特集:考古学の本 海外系』
 →『ミニ特集:考古学の本 ローマ時代』
 



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