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科学な本のご紹介:  防災・減災につなげるハザードマップの活かし方

科学に佇む書斎
【2015/04/17】



科学の本『防災・減災につなげるハザードマップの活かし方』

ハザードマップをマジで作りたい人(自衛)、
マジで作らねばならない立場の人(行政施策)、
マジで教え方を考えたい人(教育現場)向けに、
ほんとマジすぎると頭抱えたくなるほど真剣に編んでくれたスゴ本。

人の命がかかってる。
そこがわかってるなら、命がけで、これは理解すべき本。

科学の本「釜石の奇跡」と呼ばれて一躍有名になった地区では対照的な悲劇も起きており、地区防災センターで100人前後の方が亡くなったとされています。
 この地区防災センターは、出張所や公民館などの行政施設をかねた施設で、避難者が避難生活をする拠点である「拠点避難所」に指定されていましたが、津波一次避難場所ではありませんでした。

科学の本火山防災マップで「降灰」という語を用いる場合、対象は2ミリメートル以下の火山灰だけでなく、より大きな火山レキ、すなわち気象庁の言葉で「小さな噴石」(50cm〜2mm)に該当するものも含む。

科学の本「地震に強い家屋」として有名な、現在では野鳥断層保存館-北淡震災記念公園の一部となっている家屋は、断層で地盤がずれた場所にあった塀は壊れているが、断層から少し離れていた家屋は倒壊を免れた事例なのです。
 「地盤のズレによる被害」と「揺れによる被害」とを混同すべきではありません。「揺れによる被害」は工学的に対応可能ですが、「ズレによる被害」に対しては、工学的に対応できない可能性が高いのです。

科学の本「都市圏活断層図」は、人口の多い市町村周辺であればほぼ全国的に刊行されています。大きめの書店であれば常備していますし、小さな書店でも、ー枚1000円で注文が可能です。
 また、ウェブでも閲覧可能です。
 リンク「都市圏活断層図」

科学の本地盤条件をもっと詳しく知りたい場合は、国土地理院が作成した リンク「土地条件図」 が参考になります。
 「都市圏活断層図」では、埋め立て・干拓地を除き、人工的に造られた軟弱地盤地域を知ることはできません。そのような情報は、土地条件図から読み取ることができます。
 土地条件図に図示されている内容は詳細かつ専門的で、少々判読しにくいところもありますが、地盤条件を理解する上ではきわめて重要な資料です。



 


『防災・減災につなげるハザードマップの活かし方』
 鈴木康弘 編
 岩波書店
 


けして入門向けの本ではありません。
マジで最高の防災の構えを築きたい人向けの、本気本です。
防災研究者のまごころ満載。

 →『ミニ特集:災害・防災研究の本』
 →『ミニ特集:災害・防災研究の本 2』
 →『ミニ特集:災害・防災研究の本 3』
 



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