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科学な本のご紹介:  昆虫にとってコンビニとは何か

科学に佇む書斎
【2007/01/17】



昆虫にとってコンビニ『昆虫にとってコンビニとは何か』

表題の章を含む、昆虫(&昆虫研究)いろいろエッセイ集。
本書後半には昆虫ならぬ「コンビニにたかる虫オタクの生態」の章があってツボなのだ。

科学の本失われていくものへのノスタルジックな自然保護には、いくつかの特徴がある。ひとつには、自分の誕生以前の自然は関係ないという点だ。

科学の本人間の本能には「自分が生き残ってきた環境については現状維持が好ましい」という指令が含まれている。少なくとも自分がこれまで生きてこられた環境の中では、今後も生きのびることが期待できるからだ。

科学の本パラオ諸島(パラオ共和国)は、海洋島の例にもれず昆虫が少ない。
 日本なら、道ばたの草や木を捕虫網で掬っていけば、アリやらバッタやらハムシやらアブラムシやら、そういった昆虫がたくさん網に入るが、パラオでは虫のいそうな木をいくら掬ってみても、(害虫以外)アリ一匹入らないことも多い。

科学の本ほとんどの日本人はファーブルの名前くらいは知っている。それほど彼は有名だが、それは日本でだけの話。ファーブルの祖国フランスでは、彼の名はほとんど知られていない、というのもまた有名な話だ。

科学の本野口英世が黄熱病の病原体(黄熱病ウイルス)を発見したと未だに思い込んでいる人がいる。英世が発見したと主張したのは、そもそもウイルスではなく、ワイル氏病の病原体(スピロヘータ)であった。

科学の本かって石炭紀には翅の開長が70cm以上にも達する大型のトンボがいた。当時の空気中の酸素濃度は現在よりもはるかに高かったからこそ、そこまで大きくなれたのだ。

科学の本体長1ミリちょっとのオオメノミカメムシ(体色は黒)の仲間は、日本産カメムシのなかでももっとも小さいグループに属する。雄と雌では形態がかなり異なり、雌はノミのように跳ねることができる。





 


『昆虫にとってコンビニとは何か』
 高橋敬一
 朝日選書
 朝日新聞社






 →『ミニ特集:虫たちについての本 その1』
 →『ミニ特集:虫たちについての本 その2』
 →『ミニ特集:虫たちについての本 その3』
 →『ミニ特集:虫たちについての本 その4』
 →『ミニ特集:虫たちについての本 アリっ』
 →『ミニ特集:足が6本より多い虫たち』


  



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