このサイトの中を     2016年選り抜き10冊     2015年選り抜き20冊 

科学な本のご紹介:  深海生物大事典

科学に佇む書斎
【2015/02/02】



深海生物大事典『深海生物大事典』

これ数多くある深海ものの本の中でも、かなりステキな編集ですよ。
深海生物の姿を印象付けることを最優先。
添えられるのは、サイズ感が直感的に把握できる親切アイコン。
分布震度がすぐわかるサイドメーター。
餌の種類もアイコン表示。
解説文も興味しんしんっ。

科学の本ダイオウグソクムシは、腹側に7対の歩脚に加え、脚が板状に特化した5対の遊泳脚を持つ。海底を歩くだけでなく、遊泳脚と尾節を用いて素早く遊泳することもできる。

科学の本1941年に海洋生物の研究者であった昭和天皇が駒井卓博士に種の同定を依頼し、有櫛動物としてコトクラゲは正式に記載された。学名のimperatorisはこのことにちなんで付けられた。

科学の本クジラウオの仲間は側線器官が大きく発達したあまり、体表にも大きな孔が開いてデコボコになっている。この器官を活かして周囲の変化を素早く感じ取り、わずかな獲物の気配も見逃さずに捕らえているのだろう。





科学の本偕老同穴をいう言葉の意味を聞き、閉じられた籠のような形をしたカイロウドウケツの体を見ると、これらのエビは生涯をその寵の内部で過ごすと思われるかもしれない。
 しかし、ドウケツエビの専門家の話によると、実際は寵の内外を自由に出入りするそうである。

科学の本一般的なイソギンチャクは岩などに付着して、流れてくる獲物をじっと待つ。しかし、ダーリアイソギンチャクは砂泥底に住み、どこにも付着することなく、潮の流れに乗ってボールのように転がりながら移動する。




科学の本ウニ類の多くは前後の区別がない整った球形の体で、体の向きに関係なく海底を自由な方向へ歩き回るが、ブンブク目などの仲間は肛門が体の後方に位置し、前後の区別がある左右対称形の体をしている。
 「不正形類」と呼ばれるこれらの仲間は、砂や泥に潜るために、適応した体形になったと考えられる。








 


『深海生物大事典』
 佐藤孝子
 成美堂出版
 


図鑑形式だけど、判型はコンパクトでそのぶん便利。
価格もかなりの親切設定で買いやすいのがうれしい。

深海生物の「不思議さ」を強調するように編まれてます。
また、不鮮明な画像を、漆黒の画面に映えるようにビビッドに掲載することを目的として仕上げられているわけで、一部フォトショっぽい描き足しをされているイカもあったりするのはご愛嬌。

著者さん ↓



 →『ミニ特集:深海を科学する本 その1』
 →『ミニ特集:深海を科学する本 その2』
 →『ミニ特集:深海を科学する本 その3』
 



このページ 『深海生物大事典』 は以上です。
ネットで拾えるのはちょびっとの情報だけ 
本にはもっともっとたくさんの情報がならんでるよ!
極上の読書体験を
2010年開始。
2013年に突如運営上の問題に見舞われましたが、 皆さんからの支えをいただき、 生き延びることができました。
→2013年の存続の危機
→カンパ応援の数々
その後もTwitter周辺のネット環境激変荒波はハンパなく、かろうじて踏ん張る日々が続いております。

Twitter:@endBooks
botではなく手動です。

連絡窓口:メールフォーム


マジです!感謝です!

便利です!yata


メニュー

科学の本 読書に便利なリンク集
┗ 図書館ネットや
  安い古書情報



科学に佇む3000冊
●twitter 科学に佇む