猫的感覚 動物行動学が教えるネコの心理


『猫的感覚 動物行動学が教えるネコの心理』
ネコは人間に比べ、ふたつの点で栄養学的にまさっている。ひとつは腎臓がとても優秀だということ。祖先が砂漠のはずれで生活していた動物はたいていそうだ。したがって多くのネコはほとんど水を飲まず、必要な水分は肉から摂取する。第二に、ネコはビタミンC を必要としない。このふたつのおかげで、ネコは船の生活にとても適合した。
ネコ科動物には黒い被毛(黒色素過多症)が多い。ライオン、トラ、ジャガー、カラカル、ピューマ、ボブキャット、オセロット、マーゲイ、サーバルで黒い被毛が記録されている。
The incredibly rare Black Lion, only a few of these exist pic.twitter.com/UGDZbMTvjq
— Nature Photography (@NaturePH0T0S) 2016年6月9日
この中だと確実なのはジャガーとボブキャットだけなんだけどね https://t.co/gAEPb5KTww https://t.co/OvoC5o1Ztq
— tomoyuki matoba (@tama_lion) 2016年6月12日
.。o O( メラニズム(黒色素過多症)のサーバルキャットhttps://t.co/nrLgTlMkUn
— 科学に佇む一行読書心 (@endBooks) 2017年2月18日
まっくろなフレンズだね!😺
人間の目には近距離を見るためにレンズを曲げる筋肉がある。ネコの目はレンズ全体を前後に動かしているため、焦点をあわせるのがむずかしい。
ネコの視覚野は毎秒60回、映像を比較更新する。人間の視覚野がするよりも少し頻繁だ。つまり、ネコには蛍光灯がちらついているように見えている。
乳離れする前に、多くの母ネコが最低一度は子ネコを移動させようとする。しかし、その理由はまだ解明されていない。
ネコは首の後ろの皮膚をしっかりつかまれるだけで、反射的におとなしくなる。
動物病院の看護師はときおりこれを利用し、頭頂部と肩のあいだの皮膚をいくつかの洗濯ばさみではさむ。そうすることで、あまりネコにストレスを与えずに検査を終えることができるのだ。
ウチの黒豆はコレやると「イタタタター!」って感じの猫語で悲鳴あげておとなしくしないんですが。何にでも例外はあるけど(苦笑) https://t.co/JkqxsRHVP0
— たにくままん (@zinmami18) 2015, 6月 16
ジョン・ブラッドショー『猫的感覚』猫のすべてをエッセイ風にまとめた百科全書的著作。猫好きなら知っている話題も多いと思うが、それでも知らない話も多いはず。猫に芸を教えるコツ、とか、イエネコの進化論とか面白かった。
— 皆川正夫 (@masagho) 2015, 3月 3
「猫的感覚」読みました。猫の進化、人類史との関わり、人とは異なる感覚、社会性の解説の他、実用的な訓練の話題など至れり尽くせり。最後の未来についての考察は、動物保護活動をされている方には一読の価値があります。現在主流の避妊を広める活動の検証が、そろそろ必要かもしれません
— nekonetnyan (@nekonetnyan) 2015, 3月 16
『猫的感覚』ジョン・ブラッドショー著。
養老孟司氏もおススメしています。
「NYタイムズ」ベストセラー&NPRブック・オブ・ザ・イヤー受賞されているんです。
猫をもっと知りたい方は、是非読んでみてください。 pic.twitter.com/mY0lvrABaA
— カゲツナ (@kagetuna25) 2015, 2月 17
好評につき、文庫版が出ています。


『猫的感覚 動物行動学が教えるネコの心理』
ジョン・ブラッドショー
早川書房
読んでほんわかできる内容の本ではないのだけれど、我らが愛すべきネコの未来を深く憂う、まじめな一冊。
「NYタイムズ」ベストセラー&NPRブック・オブ・ザ・イヤー受賞
猫といえば、おかげさまで『猫的感覚』の重版が決まりました! 読んで頂きありがとうございます。猫好きで未読の方はこの機にぜひ。
— 早川書房 ノンフィクション編集部 (@hykw_NF) 2015, 5月 20