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科学な本のご紹介:  猫的感覚 動物行動学が教えるネコの心理

科学に佇む書斎
【2014/12/16】



見下ろすトラ猫Pixabay『猫的感覚 動物行動学が教えるネコの心理』

猫の歴史から始まって、ネコの性質、歴史に見るネコの飼い方の変化、そして未来のネコはマジこのままだとどうなるんだ問題へ!

科学の本長毛のネコは野良ネコの集団にはめったに見られない。それは人間に世話してもらえない暮らしには、長毛が不向きだという証拠である。

科学の本イヌや人間よりも、ネコははるかに多くのタンパク質を必要とする。なぜならエネルギーの大部分を炭水化物ではなく、タンパク質から得ているからだ。

科学の本ネコが聞こえる範囲は人間よりも2オクターブ高く、超音波と呼ばれる領域に達する。この広範囲の聴力のおかげで、ネコはコウモリが暗闇を飛びながら自分の位置を確認するために発する超音波パルスも聞きとることができる。

科学の本爪切除は、ネコの指の第一関節の切除も含む手術だ。手術による最初の痛みは鎮痛剤で抑えられるだろうが、切断された神経のせいで幻想痛を感じるかもしれない。
 ネコと人間はほぼ同じ仕組みで痛みを感じる。指を切断した五人中四人が幻想痛を経験しているので、おそらくネコも同じように感じるだろう。

科学の本生後九週目になって初めて人間と触れあった子ネコは、その後ずっと、人間がそばにいると落ち着かなくなる可能性がある。
 愛情深いペットの道を歩むか、残飯をあさる野良ネコの道を歩むかは、ネコの一生の早い時期に分かれるのだ。






 
好評につき、文庫版が出ています。
 

『猫的感覚 動物行動学が教えるネコの心理』
 ジョン・ブラッドショー
 早川書房
 


いまや、ほとんどのネコたちが去勢・避妊され、ごく一部だけが特殊な条件のもとで繁殖するようになってきているが末の、未来のネコはどうなるんだ問題。
読んでほんわかできる内容の本ではないのだけれど、我らが愛すべきネコの未来を深く憂う、まじめな一冊。

「NYタイムズ」ベストセラー&NPRブック・オブ・ザ・イヤー受賞





 →『ミニ特集:犬猫ペット』
 →『ミニ特集:ヒトと動物の関係の本』
 →『ミニ特集:ヒトと動物の関係の本-2』
 →『ミニ特集:ヒトと動物の関係の本-3』
 →『ミニ特集:ヒトと動物の関係の本 4』
 →『ミニ特集:動物愛護・動物の権利を考える』
 



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