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科学な本のご紹介:  神と肉 日本の動物供犠

科学に佇む書斎
【2014/05/06】



科学の本『神と肉 日本の動物供犠』

科学の本近年まで日本でも牛馬を用いた雨乞い儀礼が続けられたが、朝鮮半島では祈雨祭にウマを用いた事例は一例も存在しない。

科学の本肉という文字は、中国風の音読みが「ニク」で、訓読みすなわちヤマト言葉では「シシ」である。イノシシ(猪)・カノシシ(鹿)・カモシシ(羚羊)は、かつては日常的な食料であった。






科学の本かつて日本中世では馬肉には毒があると信じられたが、その源流は中国にあり、『史記』秦本紀に「吾聞く、善馬の肉を食いて、酒を飲まざれば、人を傷(そこな)う」とある。

科学の本「犠牲」という漢語については、犠は色の純なるものを指し、牲は完全な形のものをいうとされており、ともに牛偏が用いられている点が重要である。つまり中国で最高の供物とされたウシのうちでも、純粋で完全なるものが求められた。







『神と肉 日本の動物供犠』
 原田信男
 平凡社新書
 平凡社 
 


日本の古今の供犠習俗についての研究を、大陸との関係、旧説の真偽、農耕と人身供犠含め、あらためて検証し直す一冊。
どっちかというと「定説を知らしめる本」ではなく、著者が自分の論考を世に問うスタンスの書き物。

併読にオススメはこちら
→●本『神、人を喰う 人身御供の民俗学』

 →『ミニ特集:動物民俗学の本』
 →『ミニ特集:動物民俗学の本 2』
 →『ミニ特集:ヒトと動物の関係の本』
 →『ミニ特集:ヒトと動物の関係の本-2』
 →『ミニ特集:ヒトと動物の関係の本-3』
 →『ミニ特集:ヒトと動物の関係の本 4』
 



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