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科学な本のご紹介:  雪の結晶 小さな神秘の世界

科学に佇む書斎
【2014/11/04】



科学の本『雪の結晶 小さな神秘の世界』

科学の本薄くて平たい板のような結晶は、気温が0℃を下回った直後にできる。細長い柱や針のような結晶は、それより寒くなると出現する。
 写真を撮るのが楽しくなる花のような大型の結晶は-15℃前後にあらわれ、さらに寒くなると、小さな柱や板になる。

科学の本湿度と温度の違いが、雪の結晶の育ち方にどう影響するかを簡単に図式化した早見表が「中谷ダイヤグラム」だ(1930年代に中谷宇吉郎がこの法則を発見した)。

 



リンク 雪の面白講座「雪の結晶」富山県
リンク 雪の結晶形の早見表「中谷ダイヤグラム」 Nakaya's diagram

科学の本角柱の両底面に星形の角板がついた「つづみ形」の結晶は、肉眼でわかるほどの大きさがあり、また特有の形をしているので、見分けやすい。
 けっして多くはないが、比較的暖かい降雪時にシンプルな柱状の雪の結晶にまじって降ってくることがある。



Snowflake macro: capped column (print version)
credit: Alexey Kljatov via FindCC

科学の本角柱状の結晶によく見られる中空構造:
 結晶が成長しているときは、角の部分ほど周囲に水蒸気がたくさんあった。それに対して柱面の中央部は水蒸気の供給が少なく、成長速度は鈍かった。
 こうして、中央部が空いたまま角の部分だけで支えるような格好の結晶が出現する。



Snowflake macro: needles and pins
credit: Alexey Kljatov via FindCC



科学の本雪は液体である水からできるのではなく、気体である水蒸気が液体の段階を経(へ)ずに直接、固体になってできる。これを「昇華凝結 しょうかぎょうけつ」という。

科学の本昇華蒸発はスノーウォッチングの「未知の要素」だ。結晶が完成したあと、どれだけ蒸発したかについては、私たちは知ることができない。
 ひょっとすると私たちが地表付近で見る雪の結晶は、雪雲の中にいたときの姿とはかなり違ったものになっているかもしれない。

科学の本レクリエーションとしてのスノーウォッチングは、手軽でお金がかからず、小さな子どもからお年寄りまで誰にでも楽しめる。
 必要なのは、安価な折りたたみ式のルーペのみ。









『雪の結晶 小さな神秘の世界』
 ケン・リブレクト(ケネス・リブレクト)
 河出書房新社
 


これを読むと、雪が全然違って見えてくる!!

ありえないほどの数が、ふつうに地表に舞い落ちてくる「雪」。
その個々の雪の結晶は、一つとして同じ形はない、と言われるほどに、やったらめたら多様多彩な姿!
針型はどうしてできるのか、板が二重にくっついた結晶ができるわけは、花型の枝ぶりから見えてくるその成長過程のドラマとは。
形が異なる仕組み、そして観察方法を、数々の美しい写真とともに魅せてくれる。

冬の寒さを楽しさに昇華してくれる保存版。
広い世代にオススメ!

 →『ミニ特集:気象の科学についての本 日本』
 →『ミニ特集:気象の科学についての本 海外』

 



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ネットで拾えるのはちょびっとの情報だけ 
本にはもっともっとたくさんの情報がならんでるよ!
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