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科学な本のご紹介:  ミニ特集:民俗学と文化人類学のフュージョン

科学に佇む書斎
【2014/12/28】

ブルターニュのパルドン祭り

『日本文化の人類学/異文化の民俗学』
『文化人類学で読む日本の民俗社会』
『日本人の病気観 象徴人類学的考察』
『ブルターニュのパルドン祭り 日本民俗学のフランス調査』
『熊から王へ』
『森のバロック』



『日本文化の人類学/異文化の民俗学』

●日本民俗学と妖怪伝承研究に新風を吹き込んだ小松和彦氏。
 氏の還暦を記念して、教え子たちが集結して編み出したのがこの分厚い論考集!

こちらで紹介
→●本『日本文化の人類学/異文化の民俗学』





『熊から王へ』 中沢新一 講談社

科学の本折口信夫は、アメリカ・インディアンたちの行なっている冬の祭りの光景や雰囲気が、自分が体験してよく知っている日本の中部地方の山の中で今も盛んに行われている祭りとそっくりであることに、少なからぬ衝撃を受けました。




『森のバロック』 中沢新一

●南方熊楠を構造主義で読み解けば…

科学の本イタリア・ルネサンス期には、ベラドンナ(おおかみなすび)のような毒薬の汁を点眼薬につかい、眼を美しく見せていた(含有物質のアトロピンに、瞳孔を拡大させる作用があるからである)という記録もある。

科学の本熊楠は、クサノオウと曼珠沙華(石蒜、彼岸花、死人花)との対立に、着目している。クサノオウは、春分に燕が来ると同時に咲きだすといわれている。これにたいして、曼珠沙華は秋分に咲く植物である。


※ クサノオウもマンジュシャゲも、有毒。
 クサノオウの有毒成分は、うまく用いれば薬用にもなる。
 字は「草の王」ではなく、「瘡(クサ)の王」。
 瘡とは、皮膚のできもののこと。





『ブルターニュのパルドン祭り 日本民俗学のフランス調査』
 新谷 尚紀、関沢 まゆみ著 悠書館

●社会変動と学問の枠の変動の中、落ち着き先をうまく見いだせずに試行錯誤を続ける日本民俗学。
 そんな模索と開拓のひとつの発露なのか、部外者にはよくわからない不思議な著作でございました。うーん。


●書籍
『日本人の病気観 象徴人類学的考察』
 大貫恵美子 岩波書店

こちらで紹介
→●本『日本人の病気観 象徴人類学的考察』


→『ミニ特集:民俗学系の本はこんなにいろいろ 』
 →『ミニ特集:人類学や文化研究の編纂書 その1』
 →『ミニ特集:人類学や文化研究の編纂書 その2』
 →『ミニ特集:人類学や文化研究の編纂書 その3』
 →『ミニ特集:人類学や文化研究の編纂書 その4』

 



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