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科学な本のご紹介:  ミニ特集:高齢者は自分自身の未来

科学に佇む書斎
【2014/09/14】


『朝倉心理学講座 15 高齢者心理学』権藤恭之編

●高齢者差別は世界の三大差別の一つ。
 差別とは、実態を把握できていない他者をひっくるめて不適切な評価を下し、自分を安心させる行為。自分のために他者を不当に利用するわけで、いきおい弱者が差別の対象となりやすい。

 高齢者の「内面世界と創造力」をあなどるなかれ。
 自分の中の差別心を知らずして高齢者の処遇を語るなかれ!
 ほかならぬ自分の未来をここに読んでおけ。

こちらで紹介 
→●本 『朝倉心理学講座 15 高齢者心理学』



『老いの人類学』 青柳真智子 編 世界思想社

●編者・青柳まちこ氏による序章が圧巻。
 安定した社会では、高齢者は敬われる。
 不安定な社会では、財産持ち以外の老人の価値は地に墜ち、弱者に零落して捨て置かれる!

 自分が老いたとき、尊敬され、尊重されていると思いますか?

こちらで紹介 
→●本『老いの人類学』


高齢者をどう遇するか。
それはすなわち、自分の未来をこう扱ってほしい、と考えていることになる。

科学の本日本の高齢者の多くは、単身であれば貧困状態になるものの、家族らとの同居により貧困を免れている。つまり、高齢者の多くが、配偶者の死や、子らとの別居で、たちまち貧困状態に陥ってしまう。


→●本『リスク学入門2 経済からみたリスク』 阿部彩


科学の本生活保護世帯で最多は高齢者世帯で42.9%。次いで傷病者・障害世帯33.1%。実に8割近くを、高齢者、障がいや病気や怪我で働けない人が占めているのだ。(2010年の数値)


→●本『14歳からわかる生活保護 14歳の世渡り術』 雨宮処凛


科学の本特に一人暮らしの高齢者は会話の頻度が少なく、2〜3日に1回以下は男性4割、女性3割にも上る。男性の12%、女性の7%は「週1回以下、ほとんど話をしない」と答えた。


→●本『弱者の居場所がない社会 貧困・格差と社会的包摂』 阿部彩


科学の本高齢者犯罪の増加は、日本では高齢になると生活の基盤が壊れやすい状況になっているということである。1990年代の後半以降、こうした現象が顕著となった。


→●本『罪を犯した人を排除しないイタリアの挑戦』 浜井浩一


科学の本増加する受刑者の多くは、労働力として一般社会で需要がなくなった高齢者や障害者たちでもあった。刑務所は、「治安の最後の砦」ではなく、「福祉の最後の砦」になっている。


→●本『犯罪不安社会 誰もが「不審者」?』 浜井浩一


科学の本林千代の問題意識には、児童や高齢者、障害者といった対象者別の縦割り福祉制度では、性差別的な社会構造による女性問題が共通したものとして捉えられていないという苛立ちがある。


→●本『女性ホームレスとして生きる 貧困と排除の社会学』 丸山里美



『「社会的入院」の研究
 高齢者医療最大の病理にいかに対処すべきか』
 印南一路 東洋経済新報社

リンク 第52回 日経・経済図書文化賞 受賞作品

こちらで紹介  →●本 『「社会的入院」の研究 高齢者医療最大の病理にいかに対処すべきか』


 →『ミニ特集:高齢者は自分自身の未来 2』
 →『ミニ特集:高齢期を知る』
 →『高齢者犯罪とダニング=クルーガー効果』

 



このページ 『ミニ特集:高齢者は自分自身の未来』 は以上です。
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