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科学な本のご紹介:  世界の砂図鑑 写真でわかる特徴と分類

科学に佇む書斎
【2014/03/06】



砂の拡大写真Pixabay『世界の砂図鑑 写真でわかる特徴と分類』

たくさん紹介される各地の砂の、3分の2は日本国内産。ほか海外の特筆すべき砂写真も盛りだくさん。
ハワイの砂、美すぃー。

砂巡りの旅、いかがですか。

科学の本ハワイ島の南西端部にあるグリーン・サンド・ビーチの砂:緑色の極粗粒砂で、貝殻や玄武岩の破片が少量混じります。玄武岩中に斑晶鉱物として産出するかんらん石(橄欖石)が洗い出されて、濃集したものです。美しいものは宝石「ペリドット」となります。





科学の本ユタ州の大きな塩水湖グレートソルトレイクの浜辺では奇妙な砂が見られました。粒子の多くは白色の球状体(ウーライト oolite:魚卵状石)です。塩水から化学的に沈澱したものと思われます。

科学の本浜辺の砂に混じる「貨幣石」:「ヌムリテス Nummulites」と呼ばれる大型有孔虫の殻はコインにそっくりで、「貨幣石」と呼ばれます。直径は3〜5cm前後です。




科学の本奈良県金剛山の金剛砂:古代「勾玉」などをつくるために使われた研磨材が金剛砂です。普通は石榴石(ガーネット、モース硬度7)など硬い鉱物破片の多い赤みを帯びた砂です。





科学の本砂が薄い磁器のように固められた何とも不思議なものが砂浜に落ちていることがあります。これは淡褐色の巻き貝「ツメタ貝」が卵と砂を分泌物で固めてつくったもので、砂色のお椀を伏せたような形から「砂茶碗」と呼ばれています。


   砂茶碗! ↓

Neverita didyma egg mass.jpg
"Neverita didyma egg mass" by Almandine - 投稿者自身による作品.
Licensed under CC 表示-継承 3.0 via ウィキメディア・コモンズ.







 


『世界の砂図鑑 写真でわかる特徴と分類』
 須藤定久
 誠文堂新光社
 





 →『ミニ特集:地学や鉱物の本』
 →『ミニ特集:夏休み本 アウトドア地学』





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