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科学な本のご紹介:  ミニ特集:ヒト行動とインターネット

科学に佇む書斎
【2014/02/13】

ネットがらみで主題設定して記された書籍は、内容が素早く色褪せてしまうものが多い。そんな印象が強いです。
まあ、皆さん毎日ネットがらみで次々と、いろんなテーマでやいのやいのし続けてますものね。


『ネット・バカ インターネットがわたしたちの脳にしていること』
 ニコラス・G・カー  青土社

●原題は The Shallows です。邦題は浅薄すぎる…。

科学の本ネットの有する感覚刺激の不協和音は、意識的思考と無意識的思考の両方を短絡させ、深い思考、あるいは創造的思考を行なうのをさまたげる。

科学の本インターネットは学習効果を最大限にしようとして作られたものではない。ネットの情報はバランスの取れた形ではなく、注意を散漫にする乱雑な状態で提供されている。



参照 → 『本読みの世界:ネットと本の使い分け 』



 

『ネット評判社会』 山岸俊男,吉開範章 NTT出版

科学の本完全な匿名市場や、IDの変更が可能でネガティブな方向でしか評価がなされない場合には、正直者よりも不正直者のほうがより大きな利益を得る。

科学の本再参入可能なネット市場では、悪い評判を得た人間が追い出されたとしても、新たに再参入可能であり、したがって、ネガティブな評判による「追い出し」機能は、不正防止に有効とはならない。

科学の本信頼ゲーム実験において、中国人は自分が相手を信頼していることを積極的に相手に伝えようとしていたのに対して、日本人は、自分が相手を信頼していることを相手に伝えることが大切だと思っていなかった。




『ウェブ社会の思想 〈遍在する私〉をどう生きるか』
 鈴木謙介 日本放送出版協会

科学の本パソコン接続のインターネットには、携帯電話の場合のような他者への過剰な期待が求められず、ネットでコミュニケーションする以上は「炎上くらいは当たり前」の気持ちで臨まなければならないと見なされている。

科学の本特に携帯電話のカメラ機能については、友人同士で「撮る-撮られる」関係になることそのものが、「友人」という間柄を表象する行為になっている。




『インターネットにおける誹謗中傷法的対策マニュアル』
 中澤祐一 中央経済社

科学の本「バカ」「アホ」「DQN」等の事実の摘示を含まずに他人の名誉感情を害する表現については,侮辱行為(名誉感情の侵害)として人格権侵害が認められる場合があります。

科学の本職場の設備を利用して勤務時間中に会社の悪口をネット投稿するような問題社員は,会社設備の目的外使用あるいは職務専念義務違反と捉えて懲戒処分の対象とすることも考えられます。





パトリシア・ウォレス『インターネットの心理学』NTT出版

●2001年の出版。
 ネット状況はもはや当時とは大幅に違ってきているのだけれど、今も通じる「あるある」は少なからず拾えてしまう、そんな心理の私たち。

科学の本権力をもつ女性は、男性と同じくらいよく脅しを用い、権力の弱い男性は脅しを用いる頻度が少なかった。男は直接的で露骨な脅しを用いる傾向があり、女はやや曖昧な脅しを用いる傾向があった。

科学の本匿名性は利用者の行動を左右することが示されている。
 オンライン上の集団形成実験で、コンピュータ上のメッセージに実名を公表してやりとりする群と、匿名でやりとりする群を設けた。匿名群のメンバーは、誰が何を発言しているのかわからず、他の人の実名も知らなかった。
 敵対発言の数を比較したところ、匿名群における敵対発言の数は実名群の6倍以上だった。

科学の本自分は人一倍思いやりがあり礼儀正しいと考えている人でも、ネットの熱に巻き込まれたら相手を激しく非難するかもしれない。特定の状況に置かれると、ほとんどの人はその人らしからぬ行動に走るのだ。

科学の本集団成極化はオフラインよりもオンラインで生じやすいようだ。一風変わった考え方であっても、さまざまな問題に関して自分と同じ傾向の人を見つけることが容易だからである。





■ 中の人的には、冒頭においた『ネット・バカ』がオススメ


もっとネットの本
 →『ミニ特集:ヒト行動とインターネット 2』

 →『ミニ特集:心理学の本 その1』
 →『ミニ特集:心理学の本 その2』
 →『ミニ特集:心理学の本 その3』

 



このページ 『ミニ特集:ヒト行動とインターネット』 は以上です。
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