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科学な本のご紹介:  全国アホ・バカ分布考 はるかなる言葉の旅路

科学に佇む書斎
【1993/12/20】



科学の本『全国アホ・バカ分布考 はるかなる言葉の旅路』

『探偵!ナイトスクープ』から生まれた、おもしろ壮大なドキュメンタリー本!
日本民間放送連盟賞・テレビ娯楽部門最優秀賞、ギャラクシー賞選奨、ATP(全日本テレビ制作社連盟)賞グランプリと、1991年度のテレビ界のビッグタイトルを総ナメにした伝説の娯楽大作を中心に、日本方言学調査の金字塔としても名だたる見事な成果をごろうじろ!

日本の文化と歴史には、こんなにもたくさんの調査研究をする余地があったのだ!!

地方によってさまざまな「罵倒言葉」があり、それぞれの罵倒言葉は、いにしえの由来に従ってそれぞれに「用途/意味/適用範囲」が違っている。なんとも多彩で目ウロコ。

科学の本ねじはバカになっても、けっしてアホにはならない。さらに、「人をバカにする」はあるのに、「人をアホにするな」という言い方はない。

科学の本「面白い調査だと思いますね」と堀井令以知(ほりいれいいち)関西外国語大学教授は北野探偵を褒めたうえで、鎌倉時代までは「アホ」も「バカ」もまだ使われてはおらず、それ以前は、
  「ヲコ」(痴、烏滸、尾籠などと漢字を当てる)
という言葉を使っていたと教えられた。

科学の本江戸時代までには「利口」と「発明」をひとまとめにした「利口発明」という言い方もされ、短縮されて、やがて「利発」が生まれた。

科学の本「タワケ」とは、時代劇の武士が使う言葉であるという思い込みしかなかった関西の市民は、名古屋が独自に「タワケ文化圏」を主張していることに気づいて、改めてこの土地の偉大さを実感したのである。

科学の本「バカ」の本当の語源は何なのだろう? こんなにも広く日本を覆っていて、しかも遅くとも南北朝ごろには都で流行し始めた、けっして古くないこの言葉の語源が、実は今も明らかでない。

科学の本琉球には母音は三つしかない。八重山では『フ』は『F』、『ホ』は『P』となる音韻規則がある。つまり本土のハ行「は・ひ・ふ・へ・ほ」は、宮古・八重山では「ぱ・ぴ・ふ・ぴ・ぷ」となる。


本書が出版されたあとに、このような論考が出ているそうです
  ↓










『全国アホ・バカ分布考 はるかなる言葉の旅路』
 松本修
 新潮社・新潮文庫/太田出版
 


著者は『探偵!ナイトスクープ』のプロデューサーさん。
日本の方言学史上、重大かつおもしろ意外な事実が明らかになっていく序章の展開はめっさワクドキ!

その後『探偵!ナイトスクープ』は2008年に、長崎の「あぴっ!」宮崎の「うぃっ」などについても調査してましたよね。

この本は2013年に拝読したベスト本としても紹介しています。
 → 『2013年選り抜き10冊 』

 →『ミニ特集:方言の研究の本』

 



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