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科学な本のご紹介:  文化人類学で読む日本の民俗社会

科学に佇む書斎
【2008/02/13】



巻物『文化人類学で読む日本の民俗社会』

科学の本日本人の歴史認識の基本をなしてきたのは、むしろ昔話に見られるような「今」と「昔」の二つのカテゴリーによって構成されていたといえる。
 連続的な時間を超越した時の認識を背景としている歴史認識は、神話論的な歴史(mythological history)とでも呼ぶのがふさわしい。

科学の本日本では論理を振りかざして人を説得しようとする人は、時には何かを企んでいるのではないかと疑われたり、あるいは生活現実に疎い未熟な者のように見なされたりして、かならずしも尊敬されない。

科学の本独自の展望をもって論理的言語を巧みに操って革新を主張するような人は、日本では社会を混乱に陥れるむしろ危険な存在と見なされることすらある。

科学の本日本には、キリスト教における西暦年代やイスラム暦のように過去の出来事を年代で位置づける年代論的な歴史(chronological history)の枠組はもともと存在しない。

科学の本日本に於ける仏教は言語表象による論理性・体系性を放棄することによって、物的な表象を通して即物的かつ感覚的に土着化してきたとみるべきである。

科学の本日本の土着の概念である「もの」には、大きく分けて物質としての「もの」と人としての「もの」の両方が含まれ、さらに抽象的な対象に対しても用いられる。漢字で表記するときには前者には「物」、後者には「者」があてられ、どちらでもない抽象的な対象は平仮名で表記される。
 これに加えて、古語では畏れ慎むべき霊的な対象を指す時にも一般に「もの」という表現がとられた。





『文化人類学で読む日本の民俗社会』
 伊藤亜人
 有斐閣選書
 


→『ミニ特集:民俗学系の本はこんなにいろいろ 』
 →『ミニ特集:人類学や文化研究の本-編纂1』
 →『ミニ特集:人類学や文化研究の本-編纂2』
 →『ミニ特集:人類学や文化研究の本-3』

 



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