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科学な本のご紹介:  文化人類学で読む日本の民俗社会

科学に佇む書斎
【2008/01/13】



巻物『文化人類学で読む日本の民俗社会』

科学の本シカゴ大学のある社会学の教授によれば、同じ東アジアから来た留学生でも、韓国人学生は論理的な論文を書きたがるのに対して、日本人学生はそれが不得手であるという。

科学の本戦後の日本においても、社会的に疎外された集団としての少数民族は公式には国内に存在しないとされ、民族という表現を用いることも公式には避けられてきた。
 たとえばつい近年まで国立の博物館等においては、アイヌの文化を「アイヌ民族」という表記によって展示することが公式には認められなかったのである。

科学の本商家の場合には、実の男子が無くて娘しかいない場合には、奉公人や従業員の中から有能な者を婿養子に迎える場合もかつては少なくなかった。
 このため老舗の商家では、初めに女の児が生まれたほうが家業経営のためにはむしろ望ましいとして、お赤飯を炊いて祝ったりしたほどである。

科学の本韓国では、自然の動物や植物に関する知識は驚くほど淡白で、蝉はすべてメーミ、秋の虫はみなキトゥラミと一括してしまう。魚の名も草木やきのこの名についても同様である。
 儒教的な世界観・人間観では外界の物に対する民俗的な知識はそれ自体が卑しいもののように見なされ軽視されてきた。

科学の本言葉で表現せずに、物を介して意思を伝えようとするのは誠意に欠けるとする韓国人の考え方とはむしろ逆に、日本では、言葉だけでは心がこもらず本当の誠意は伝わらないとされるのである。





『文化人類学で読む日本の民俗社会』
 伊藤亜人
 有斐閣選書
 


前世紀末から、日本の民俗学は(これって社会学や文化人類学とどう違うのか)と、迷走ともいうべき試行錯誤本を連発してきた。

この本は、民俗学側ではなく、文化人類学者の側から、日本の民俗の立ち位置を見てみた一冊。
何がいいとか悪いとかの評定などから距離をおいた記述を旨に、「古き良き」民俗学との香りの差を考えてみよう。





 →『ミニ特集:韓国を文化人類学する』
 →『ミニ特集:韓国の文化と社会 1』
 →『ミニ特集:韓国の文化と社会 2』
 →『ミニ特集:3.11の日本と韓国』

 →『ミニ特集:中国に民俗を見る本』
 →『ミニ特集:中国に民俗を見る本 2』


 



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