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科学な本のご紹介:  鳥類学者無謀にも恐竜を語る

科学に佇む書斎
【2013/04/04】



鳥類学者無謀にも恐竜を語る『鳥類学者無謀にも恐竜を語る』

鳥類は恐竜の子孫!
鳥類の学者さんが恐竜を語るとこうなった!
冒険科学テイストの異種分野格闘技戦な書き飛ばしがおもしろい!

科学の本ドラえもんの映画『のび太の恐竜』で主役を演じ切ったピー助は、首長竜のフタバスズキリュウだ。つまり、残念ながらピー助は恐竜ではない。
 さらに、のび太はタイムふろしきで化石の卵を孵化させるが、最近の研究では首長竜は卵生ではなく胎生の可能性が指摘されている。
 科学は、ときに子供の夢を壊す悪魔になる。

科学の本2010年『サイエンス』に掲載された論文で、小天体衝突説の合理性が証明されている。41名の研究者によりまとめられたこの論文により、恐竜絶滅の原因に関する議論は一旦の収束を見ている。

科学の本恐竜の復元図のなかで、気になっていることがある。過去の単調な色彩に対する反省が行き過ぎたのか、単色でベタ塗りしたような恐竜を見かけることが少なくなってしまったのだ。

科学の本ワニやカメ、トカゲなどでは、体から横側に張り出すように脚がついている。このため、彼らは基本的にガニ股である。
 一方で恐竜の脚は、体から下向きについている。

科学の本鳥は「歯を失った」「腕を失った」「尾を失った」のではない。空を飛ぶために、むしろ「歯や腕、尾を捨てた」と表現されるべきである。
 鳥の体には、進化の歴史がぎゅうぎゅうにつまっている。

科学の本恐竜研究が始まってからまだほんの180年。まだまだ矍鑠(かくしゃく)たる老夫婦の合計年齢程度でしかなく、将来性は未知数だ。
 意表を突いた行動化石や画期的保存状態の恐竜が見つかる可能性は、無限である。



 


『鳥類学者無謀にも恐竜を語る』
 川上和人
 技術評論社
 


バイオロギング(動物行動追跡)の学者さんが書いた翼竜本と読み合わせると、生物学バトルロワイヤルの面白さがさらに倍増するよ!
●本 『巨大翼竜は飛べたのか スケールと行動の動物学』





電子書籍版もあります ↓



 →『ミニ特集:恐竜づくしの本』
 →『ミニ特集:鳥さんたちで科学する本』

 



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