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科学な本のご紹介:  そうなんだ!遺伝子検査と病気の疑問 モヤモヤを解決する33

科学に佇む書斎
【2013/08/07】



顕微鏡google『そうなんだ!遺伝子検査と病気の疑問 モヤモヤを解決する33』

「遺伝子検査で●●がわかる!」の類の商売に安易に引っかかったりしないよう、どんな遺伝子商売が怪しいのか、そもそも遺伝子検査は何を調べうるのか、懸念と警鐘付きできちんとツッコミどころを教えてくれる入門書。

科学の本核は、直径わずか数十ミクロン(1ミクロンは1mmの1000分の1)というとても小さな構造ですが、ここには合計で長さ約2mにもなるDNAが収められています。
 これは細胞核をテニスボール(直径6.5cm)とすれば、そのなかに入っているDNAの長さは1300km、つまり東京から熊本まで達するほどの長さに相当します。

科学の本特定の色の区別がしにくい「色覚障害」(以前は「色盲」という呼び方もされていました)は、代わりに「色覚特性」「色覚多様性」といった呼び方も提唱されています。

科学の本「核酸サプリ」は以前から人気のあるサプリメントのようですが、核酸は「プリン体」のかたまりです。プリン体は痛風の原因物質で、若返りを狙って痛風になってしまってはシャレになりません。

科学の本1万人に1人程度にみられる劣性遺伝の病気の場合、この病気の原因になる遺伝子変化は50人に1人が持っています。決してまれなものではありません。

科学の本赤ちゃんが「21水酸化酵素欠損症」になる可能性があるかどうかを染色体検査で確認できれば、お母さんが出産まで薬を飲み続けることによって、妊娠中に赤ちゃんの治療ができるのです。

科学の本(中国の遺伝子解析業者へ発注する場合)個人の情報は顔が見えない仲介業者に筒抜けです。また中国で解析されたデータを日本語に翻訳するのも、どのような知識を持った人がどこで行っているのか明らかにされていません。


「占い」や「血液型性格診断」を信じることに抵抗がない人には、遺伝子検査は毒になりえます。
 例えば、出生前診断で「陽性の可能性」だけで中絶に走る人が多いこの日本。
 「可能性」について正しく理解できない人には、遺伝子検査の本質を理解してもらうのは、とってもとってもとってもとっても難しい問題なのです。




『そうなんだ!遺伝子検査と病気の疑問 モヤモヤを解決する33』
 櫻井晃洋
 メディカルトリビューン
 


 →『ミニ特集:遺伝と病、当事者と専門家の心構え』


 



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