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科学な本のご紹介:  ミニ特集:進化研究を語る本

科学に佇む書斎
【2013/09/07】

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『進化論という考えかた』
『フィールド古生物学 進化の足跡を化石から読み解く』
『マンモスを科学する』
『人体失敗の進化史』

北海道総合博物館の古代ワニ→

進化論という考えかた (講談社現代新書)



『進化論という考えかた』
 佐倉統 講談社現代新書

●ゼロ年代初頭の記述。

科学の本人間の文化のすごいところは、遺伝子にはあまりに不利なミームですら、しばしば急速に増加してしまうところだ。そこがすばらしい点でもあり、恐ろしいところでもある。

科学の本なぜ人間の言語は、こんなにも可塑的な二重分節性を獲得したのか?進化的に有利だったからだ、というのがノワークらのシミュレーションの結論である。二重分節性を備えているコミュニケーション・システムは、そうでないシステムに比べて、より少ないコストで非常に多様な現象を記述できる。




『フィールド古生物学 進化の足跡を化石から読み解く』
 大路樹生 東京大学出版会

科学の本改めて「フィールド」の文字をタイトルに出すことが本書を際立たせることになるほど、現在はフィールドサイエンスが衰退しつつあるのかと思うと、複雑な気分である。

科学の本現在マングローブ沼沢地で見られるノコギリガザミとシレナシジミの捕食-被食関係は、おそらく少なくとも1500万年前までは遡ることが示唆される。

科学の本亜熱帯・熱帯の潮間帯にのみ見られる「ビーチロック」は、岩石でありながら、中にコーラのビンの破片や銃の薬莢が含まれていることもあるほど急速に、数十年以内に形成される。





マンモスを科学する (角川学芸ブックス)


『マンモスを科学する』
 鈴木直樹 KADOKAWA

●シベリアまでマンモスのナマ化石を取りに行って、日本に持ち帰って家畜用の巨大なCTスキャンにかけて話題のニュースになったり、日本のマンモスニュースを一人でかっさらったようなマンモス研究に邁進する「お医者さん」!
 この本はほぼ一人語りで、実際には冒険の前、最中、その後それぞれに周りからのツッコミや喧騒が山盛りいっぱいあっただろうに、そのへん全く記されていないのでとっても光景は静謐になってる。
 第三者が、この人のマンモス突進っぷりをドキュメントすると、かなり面白いものができあがるんじゃないかと妄想してみたりする。

科学の本探検に出て必ず持って帰らなければならないものは、自分を含み一人も欠けることのない全員の命。命があれば、またやり直せる。探究心に駆られ、命を賭けて取り組みながら、その命を粗末にしてはなんにもならない。




『人体失敗の進化史』
 遠藤秀紀 光文社

●解剖学の先生。いろんな動物をバラします。

科学の本動物学者にとって、月経はあまりにも奇妙な現象だ。月経そのものが、女性にとって何ら生存に有利には働かない。月に一度、確実に身体をトータルに消耗する。栄養生理学的に見て何らのメリットもない。

科学の本距離はあまり長くないとはいえ、ヒトの心臓は、脳に向けてほぼ垂直に血液を打ち上げなくてはならない。しかも、脳は全身に対して、ヒトで血流量の14%、酸素供給の18%を要求する。心臓にとっては、厄介なスネカジリになっているのだ。



遠藤秀紀 →●本『生き延びること 生命の教養学V』
遠藤秀紀 →●本『解剖男』

電子書籍版もあります ↓



 →『ミニ特集:進化研究の本いろいろ』
 →『ミニ特集:進化研究の本 海外・古め』
 →『ミニ特集:進化研究の本 海外系・古め』
 →『ミニ特集:進化研究の本 楽しい海外本』

 



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