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科学な本のご紹介:  ミニ特集:進化研究の本

科学に佇む書斎
【2013/09/07】

ヒトのなかの魚
『進化地図』
『生と死の自然史 進化を統べる酸素』
『ヒトのなかの魚、魚のなかのヒト 最新科学が明らかにする人体進化35億年の旅』
『眼の誕生 カンブリア紀大進化の謎を解く』



『進化地図』 ロジャー・オズボーン マイケル・ベントン
 スティーヴン・J・グールド 監修 河出書房新社

● 大判ハードカバーのずっしりツヤツヤ愛蔵版。
 中は図版満載。おいしいエピソードの数々、ツボを突くデータ、『進化地図』と銘打つだけあって、地図系の図版は大変豊富。「地図」ビジュアルなるものの力の強さを再確認。

 なお、地図のデザイン及び生物図版が…ナショナル・ジオグラフィックなみの凄腕アートは、期待せぬように。まあ、そこを差し置いても、全体の満足度はかなりのもの。

科学の本肺魚類はデヴォン紀に急速に進化し、5000万年のうちに現在とほぼ同じ体型になった。その後はめだつ変化をほとんど見せず、どの時期にも世界で4、5種しか生息していない。




『生と死の自然史 進化を統べる酸素』
 ニック・レーン 東海大学出版会

●たいへんな才能の書き手。
 生命現象にとって、いかに酸素という存在が大きなウェイトを占めているのか、そこを知らずに生命進化を語れるか!?
 しかしもう、この本は難しいわけじゃないんだけど、流星群かと思うほどに情報が大杉なんだ。ローロデックスに連続でパパパパとビンタされているみたい。
 市井の庶民の生活には全然役立たない、でも不思議に大事な知のシャンデリアが炸裂!みたいな、うん、スゴ本。

 同じニック・レーン著の→●本『ミトコンドリアが進化を決めた』 もぜひオススメだよ。

科学の本ルビスコは光合成時に二酸化炭素と結合してそれを炭水化物に組みこむ酵素である。ルビスコなしでは我々が知っている光合成は生じ得ない。この酵素は世界一大量に存在する。

科学の本一日約400ミリグラムのビタミンCで血液と体のプールは満杯になる。それ以上あなたがどれだけ摂取しようとも関係ない。ほぼすべてが、尿へ排泄される。





『ヒトのなかの魚、魚のなかのヒト 最新科学が明らかにする人体進化35億年の旅』
 ニール・シュービン

●語り口もうまい、テレビにもよく登場する名物教授さん。
 楽しく読めて入門にもオススメ。

好評につき、文庫版が出ています。




●カンブリア紀ワンダーランドの出現は、特定の感覚器登場によって引き起こされた必然的なイベントだった!
 エポックメーキングな科学推理本。

こちらで紹介  →●本『眼の誕生 カンブリア紀大進化の謎を解く』


 →『ミニ特集:進化研究の本 楽しい海外本 その1』
 →『ミニ特集:進化研究の本 楽しい海外本 その2』
 →『ミニ特集:進化研究を語る本 日本』


 



このページ 『ミニ特集:進化研究の本』 は以上です。
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