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科学な本のご紹介:  ミニ特集:昔(近代)の日本についての本

科学に佇む書斎
【2013/09/06】

日の丸2emojidex
『東北学/忘れられた東北』
『パンツが見える。 羞恥心の現代史』
『ハゲに悩む 劣等感の社会史』



『東北学/忘れられた東北』 赤坂憲雄

科学の本原型という思考は危うい。あらかじめ前提として置かれた暗黙の構図に奉仕するための比較は、奴隷的思考にすぎないことに自覚的でありたい。原型はあくまで、比較の起点をなすささやかな仮説に留まる。

科学の本東北には被差別部落がたいへん少ない。たしかに都市部を中心として、被差別部落の点在はみられたが、それらは近世以降に起源するものと考えられている。







 

『パンツが見える。 羞恥心の現代史』 井上章一

●昔の百貨店は女性客がパンツ履いてなかったので、閉店後の床掃除では「恥ずかしい毛」が山盛りだった、1960年代のはじめころまでは老農婦たちの立小便が見られた、などなどぜひぜひ温故知新。

科学の本多くの研究者は、興味本位に見えそうなところを、極力隠蔽し、学術的な粉飾をこころみる。そして、自分の仕事には、かくかくの意義があると、とりつくろう。

科学の本中国の女は下ばきをつけていたが、日本の女性はパンツを着用していなかった。
 日本側の服装事情も、いつのまにか中国へ知れわたる。日本の女はパンツをはいていない。下半身はあけっぴろげだという認識が、普及した。
 そのため、和服の女が中国でからかわれたりすることも、あったらしい。とくに、満州事変(1931年9月)後は、その被害もふえたという。

科学の本1940年代の女たちは色物のズロースをはいていた。浴衣でズロースをつくることは戦前からよくあり、戦時下にはそれがふえている。浴衣地のせいで「金魚」の柄をあしらったズロースさえあった。

科学の本日本と中国では、パンツをめぐる差恥心のありようが、ちがっている。
 1980年代末の上海、当時は、まだ多くの中国人が、自転車で勤務先へかよっていた。スカートをはいた女たちも、自転車にのっている。パンツのむれが渡り鳥のように見えたことを、告白しておこう。

科学の本『尖端猟奇場』(1931年)にしるされた戦前の松屋百貨店での話:
同店の階段脇にも、ソファは設置されていた。そして、そこにすわると、階段を上下する女たちの局部が、しばしば見えたという。パンツをはいていないその部分が、である。




『ハゲに悩む 劣等感の社会史』 森正人

科学の本江戸時代前期に神官は剃髪することが禁止され、ハゲ頭は仏門の象徴とされた。
 伊勢神宮の門前町、館町では「附髪 つけがみ」や「附髷 つけまげ」、つまりカツラのようなものが販売されていて、これを頭に乗せておけば神宮への参宮が認められた。


上の本は「ハゲの社会史」。

ハゲをめぐる「心理の攻防」については、
●本 『ハゲを生きる 外見と男らしさの社会学』がオススメ。

 →『ミニ特集:昔の日本の本』
 →『ミニ特集:昔の日本の本 2』
 →『ミニ特集:昔の日本についての本:近代-1』
 →『ミニ特集:昔の日本についての本:近代-2』
 →『ミニ特集:昔の日本についての本:近代-3』
 →『ミニ特集:昔の日本についての本:近代-4』
 →『ミニ特集:昔の日本の女に関わる本』





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