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科学な本のご紹介:  ミニ特集:いきものの科学の本 カメ・ザリガニ

科学に佇む書斎
【2013/09/05】

カメ_ザリガニ
『ザリガニの生物学』
『カメの文化誌』
『カメのすべて カラー図鑑』
『ザリガニはなぜハサミをふるうのか 生きものの共通原理を探る』
『竜宮城は二つあった ウミガメの回遊行動と生活史の多型』



『竜宮城は二つあった ウミガメの回遊行動と生活史の多型』
 畑瀬英男 東海大学出版部

●21世紀初頭のゼロ年代、バイオロギングや同位体比解析などの新技術の発展で、大きく沸いた生物学のフィールド研究。
 このウミガメ研究でも、「実際に追跡ができる」ことによって定説ががっつり健全に覆されたのだ!

こちらで紹介
→●本『竜宮城は二つあった ウミガメの回遊行動と生活史の多型』



『ザリガニの生物学』北海道大学出版会

●北海道を困らせている外来種から、学校教育のせいで日本中を席巻してしまっている外来種、環境問題から専門的なザリガニ研究あれこれまで。

科学の本川井唯史 ”ウチダザリガニ(環境省指定特定外来生物!)のウチダとは日本人の名前であり、在来種だと誤解されやすい。誤解されるだけならよいが「在来種なら近所の小川に戻してやろう」と、善意でありながら問題の多い外来種の放流につながる懸念がある。”

科学の本後藤太一郎 ”ザリガニの稚エビが母親につく部位は母親の遊泳肢だが,これに似せて筆を揺らすことで稚エビを集めることができる。”

   ↑
 水中で筆を揺らすとザリガニの赤ちゃんがワラワラたかるんだよ!







『ザリガニはなぜハサミをふるうのか 生きものの共通原理を探る』
 山口恒夫 中央公論社

●「これ飼ってみたいな」くらいの気分でこの本を選んだら目が点かも! と思うほど異様に高レベルの濃密たっぷり記述な新書。

こちらで紹介
→●本『ザリガニはなぜハサミをふるうのか 生きものの共通原理を探る』


カメのすべて (カラー図鑑シリーズ)



『カメのすべて カラー図鑑』 高橋泉・三上昇

科学の本神の使い、長寿の象徴とされたウミガメは、各地で様々な伝説を生みました。島根県松江市の月照寺には全長6m、高さ3m以上にもなる巨大な亀の石像が残っています。甲羅の上に石碑を乗せたこの大亀は、松江藩主である松平不昧(ふまい)公の建立によるもので、中国の聖獣「亀趺 きふ」という怪物がモデルになったとされています。

科学の本イースター島に残っているロンゴロンゴという象形文字には、ウミガメをかたどった絵文字が見られます。この島には、岩盤に描かれたペトログリフという陰刻画の図案にも、ウミガメが使われています。
 このペトログリフには、まるで卵が産み落とされているかのような小さな穴が数多く掘られているのです。

科学の本鹿児島県の大隅半島では、このカメを食べる習慣が大正時代まで残っていました。この地方でクッと呼ばれるイシガメは、産後の女性の疲労回復に効くとされていたのです。




科学の本スッポン料理は、日本人に一番よく知られているカメの料理です。
 スッポンは、元々、琵琶湖とその水系を中心に生息していた淡水性のカメでした。石器時代からスッポンを食べてきた日本人の食生活は、かなり贅沢だったと言ってよいのではないでしょうか。
 弥生時代の代表的な遺跡である登呂遺跡からもスッポンの骨が出土しています。

科学の本主に水中で生活するスッポンには、角質板が付いていません。背甲も腹甲も厚い皮膚で直接覆われているのです。水中で素早く泳ぐためには、軽い甲羅にした方が都合がよいので、進化の過程で角質板を捨ててしまったのです。



● 図鑑がこんなに面白くてどうするw。
 健康的にマニアックというか、いちいち各種カメ紹介に「裏返したカメ」の写真も添えてあって。中でもスッポンを裏返した画像って、やたらヒワイで、笑えてごめんw

昔、この本の感想を旧ブログに書いたときに描き起こししたスッポンの裏の図。
      ↓
スッポンの裏描きおこし



『カメの文化誌』 ピーター・ヤング 柏書房

●ちょっと大味な記述だけれど、古今東西の文化におけるカメの地位、意味、扱いについてのトリビアがたくさん読めるよ。

こちらで紹介
→●本『カメの文化誌』




 →『ミニ特集:いきものの科学の本』
 →『ミニ特集:動物研究の本』
 →『ミニ特集:なまものの科学の本 その1』
 →『ミニ特集:なまものの科学の本 その2』
 



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