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科学な本のご紹介:  ミニ特集:日本の社会変化を語る本

科学に佇む書斎
【2013/09/04】

ウェブ進化論
『日本をダメにしたB層の研究』
『日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか』
『ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる』
『殺し殺されることの彼方 少年犯罪ダイアローグ』
『世界が決壊するまえに言葉を紡ぐ』


ゼロ年代後半〜3.11まであたりの書籍になります。


『日本をダメにしたB層の研究』
 適菜収 講談社

科学の本証拠と論理を積み重ね、それを追及するのがジャーナリズムの仕事です。しかし、陰謀論者は結論から原因を演繹(えんえき)する。

科学の本B層は、自分の世界観を肯定するために本を読みます。簡単に理解できるもの、自分の世界をあたたかく包んでくれるものしか受け付けない。
 それが目的化しているので、都合の悪い情報は目に入ってきません。そこで必然的に発生する矛盾は、陰謀論に回収させるというわけです。

科学の本バカがバカであることに恥じらいを持たず、素人が素人であることに誇りを持つ。素人が圧倒的自信を持って社会の前面に出ていく。こうした社会の主人公がB層です。


● ゼロ年代、突然テレビを中心に「おバカブーム」なるものが発生した。
 一種異様にタガが外れたように「バカである」ことを売りにした番組がウケたのは、
①「バカでも発信できる」ほどにネット利用の敷居が下がり、
②バカ側の自己正当化の理屈(バカでもいいじゃん、賢いやつは見下せる)が、バカ側から過剰に供給されるようになり、
③「バカを称揚すればバカをカモにできる」と市場がみなすようになったから。
 エリートが独占していた「メディア」の敷居がダダ下がりになって下層民でもワヤにできるオモチャになった。その必然的な結果が、B層の台頭であり、続く2010年代の反知性主義の嵐として「世界は荒廃した」感の蔓延に結実する。






『日本人はなぜキツネにだまされなくなったのか』
 内山節 講談社現代新書

科学の本必ず「正解」があるような教育を人々が求めるようになったとき、「正解」も「誤り」もなく成立していた「知」が弱体化していったのである。




『ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる』
 梅田望夫

●ゼロ年代中期のネット観

科学の本日米の専門家を比較して思うのは、日本の専門家はおそろしく物知りで、その代わりアウトプットが少ないということだ。もう公知のことだから自分が語るまでもなかろうという自制が働く。




『殺し殺されることの彼方 少年犯罪ダイアローグ』
 芹沢俊介・高岡健

科学の本子供は、家ではいい子を強いられる。家でいい子を強いられるということは、つまり子供が「させられ体験」ばかりで「受けとめられ体験」を存分に味わっていないということです。

科学の本被害者が加害者になるという反転と、そこに出現する暴力の連鎖をどう抑止していくかというテーマをもたないままに、われわれの社会は進んできてしまったんですね。




『世界が決壊するまえに言葉を紡ぐ』
 中島岳志, 星野智幸, 大澤信亮, 重松清, 開沼博  金曜日

●秋葉原通り魔大量殺人事件、3・11、ビッグイシュー…
 当時の空気を切り取る対談集

科学の本星野智幸 ”自分はこの世に生まれたんだからとりあえず生きてていいんだ、という段階での承認が非常にあやふやなまま、みんな生きていて、その状態で社会がつくられていくとなると、どんどんせちがらさは増す一方ですよね。”



 →『ミニ特集:日本の社会変化を語る本』
 →『ミニ特集:日本の社会変化を語る本 2』
 →『ミニ特集:日本の社会変化を語る本 3』


 →『ミニ特集:教育・児童心理の本』
 →『ミニ特集:昔の日本についての本:近代-1』
 →『ミニ特集:昔の日本についての本:近代-2』
 →『ミニ特集:昔の日本についての本:近代-3』

 



このページ 『ミニ特集:日本の社会変化を語る本』 は以上です。
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