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科学な本のご紹介:  ミニ特集:記憶をめぐる研究についての本

科学に佇む書斎
【2013/09/01】

虚記憶
『なぜ年をとると時間の経つのが速くなるのか 記憶と時間の心理学』
『子どもの頃の思い出は本物か 記憶に裏切られるとき』
『虚記憶』



『なぜ年をとると時間の経つのが速くなるのか 記憶と時間の心理学』
 ダウワ・ドラーイスマ

●記憶の不思議にまつわる人生エピソード集。
 サヴァン、写真的記憶、共感覚、幼時健忘症、デジャヴ・・・ 科学的検証や情報啓蒙ではなく、科学上の逸話の旅をつれづれにゆる〜く楽しむ本。




 

『子どもの頃の思い出は本物か 記憶に裏切られるとき』
 カール・サバー

●世の中にはふつうに「私の2歳の時の思い出」について書いている生物学者とかいらっしゃいますけど、まー、どうなんでしょー。

科学の本思い出した記憶が鮮明である場合、記憶が真実であるより、誤っている可能性のほうが高い。しかし、陪審員は鮮明で詳細な記憶証言のほうを信用する。




『虚記憶』 デーヴィド・ギャロ

●虚記憶(なかったことが記憶として形成される)研究の研究者向け包括的レビュー。
 それなりに重要な知見や研究の深浅がわかって、厚く良い資料ではある。
 (めちゃめちゃ小難しい専門本だよ)

科学の本PTSD診断のある虐待を受けた女性被験者は,関連ルアー項目と非関連ルアー項目を,他の被験者群とくらべて虚再認しやすかった。このような研究結果は,PTSDは正再生の低下と記憶エラーの増加をもたらす可能性があることを示唆する。

科学の本PTSDは,他の課題においてエピソード記憶の問題を引き起こすことがわかっており,このことは,正確な記憶に必要なプロセスの欠損が心的外傷によって引き起こされた可能性を含意している。

科学の本摂食障害の危険性がある個人の群は,統制群の被験者にくらべて,食物関連ルアー項目を有意に虚再生,または,虚再認しにくかった。



●この本で、スーザン・クランシーの研究が少なからず引用されているんだけど、クランシー本人が書いた文庫本のほうが、虐待やアブダクションがらみの「虚記憶」話で、とっつきやすくてわかりやすくて絶対おすすめ。
     ↓
●本 『なぜ人はエイリアンに誘拐されたと思うのか』スーザン・クランシー


 →『ミニ特集:記憶をめぐる研究についての本』
 →『ミニ特集:意識や記憶の本 その1』
 →『ミニ特集:意識や記憶の本 その2』
 →『ミニ特集:意識や記憶の本 その3』
 




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